朝の食事は色々迷って（バイキングじゃなかったので）、和食の店へ。ここだと、お粥があったので。茶粥の茶が龍井だ。わーい（味はそんなにしなかったが）

　この日は電車で、蘇州へと移動。
　朝早くからホテルロビー集合で電車へ。ポーターさんに頼むのに手間取り、発車の一時間前についていたはずなのに、乗るのは結構時間ぎりぎりになっていた。
　40分くらいで蘇州につくのだが、この電車賃が22元。だいたい、400円くらい？　やっすー。
　まずは蘇州市内を車で走って、昔の城壁後である盤門へ。ここの一種の公園だな。広々とした現代風のだったけれど。
　中に、水廉洞があり、大喜び。ちゃんと滝が流れていてその裏に回れるようになっていたし。早速、飛び石をわたって滝の裏側へ。これで、私も美喉王だ！（西遊記ネタ）
　その後、水路を船下り。生活用水となっているので、両岸の家からは階段がおりてきて洗濯ができる感じに。
　たらたらと運河をめぐっているとまたもや、蘇州の駅前に戻ってくる。そこから昼ご飯の場所へ。
　昼は飲茶ということだったが、微妙。甘い物が多すぎ。ってか、形をかえても味は同じだから。
　それよりも、レストランのトイレに吃驚。鍵が壊れているのはともかく（よくあること）、便座がなかった（洋式トイレなのに）。微妙な姿勢で使用した。いや、これが標準だと思ったので。隣のトイレは便座あったけれどね（鍵は壊れていたが）

　虎丘という、塔がたっている寺院へ。こちら、斜塔になっている。微妙な角度（3度くらい？）で曲がっているのだ。地盤沈下したらしい。
　それから、寒山寺へ。こちらのお寺、寒山、拾得、という二人のお坊さんにちなんで名付けられたらしい。
　寒山は嫁を世話されたが、それは拾得の思い人だったために気を遣って出家。拾得は、そんな寒山を追っていく（二人は義兄弟。血縁関係ではなく、杯をかわしたほうね）。そしてようやくであった二人は仲良くお坊さんになったのでした。めでたしめでたし。
　……嫁にされそこなった恋人はどうした？
　それよりも、この二人を描いた絵を寝室に飾ると「夫婦円満」になるらしんだが。
　…………。
　境内には、西遊記の4人が屋根に乗っているお堂があり、うはうはしながら写真を撮る。
　あと、寺のおえらいさんが、生書きしている書を売っていたり。なんかね、日本人観光客しかいれてもらえてなかったよーですよ？　中国語らしき言葉をしゃべっている人は門前払いだったし。
　寺院近所の急須屋で、急須を見て見るもデザインと大きさが気に入るのなくて、サヨナラしようとしたら、100元だった急須があっという間に20元まで値下がりですよ。吃驚。

　今日のホテルはこじゃれた感じ。部屋内は普通だったが。
　夕飯は別のホテルで、ショーを見ながらの食事だったけれど、まずかったかなぁ（素）。一応、名物である蓮に米を詰めた物とか出たけど。
　ホテルに戻ってから、近所をぶらぶら。ホントは、茶館まで行きたかったのだが遠いので断念。かわりに、甘栗を売っていたので買ってみた。小粒でたくさん入っている。
　その甘栗をお供に、ホテルのロビーでお茶。少し迷って碧螺春にした。龍井より好きなんだよねー。ははは。
　今回の旅行で、ようやくまともなお茶を飲んだ感じ。はぁ、落ち着く。

　あー、なんか久しぶりに旅行フォルダに入る日記だわ。いや、旅行はいっているんだが、たいてい遠征兼ねているからね……（遠い目）

　前日成田泊しているので、朝はホテルから空港バスでゴー。早めに団体チェックインをしてから、朝ご飯。早速胃が調子悪い気分。げふー。
　出獄審査が混むと脅されていたので早めに入るも、すいていてがっくり。免税店で買い物をしつつ、ぶらぶらしていると、ネットカフェ（無料）を見つけたのでいそいそと。流石に、ログインはできなかったのだが、あちことに足跡を残してみた。ぺたぺた。
　そうこうしているうちに搭乗時間になったので飛行機へ。早めに手続きしたせいか窓際。富士山の真上を通ったようで雄姿はおがめず。ち。
　相変わらず機内食が食べられないので食べなかったら、おなかがすいてしまった。しまった、おやつを持ち込むべきだった。
　ANAの機内誌の中村屋特集にうはうはして持ち帰り。
　機内上映の下妻物語を見始めるも、機能ミスで上映時間が遅れたために最後まで見られず。帰りに続きを見るか。

　空港に降り立ち、待ち合わせ場所にいくと、ツアーとはいえ残りは一組のご夫婦のみ。あとできいたところ、このツアー、最低二人、最高四人のツアーだったらしい。車の手配上、こうなるんだって。
　まずは、上海市内までゴー。豫円という金持ちの元持ち物である公園へ。豫円周辺は上海の浅草といわれているらしい。確かに仲店のような人混みだったな。
　ケンタッキーを見つけて早速写真。今回は店に入らなかったけれど。
　豫円には有名な九曲がりの橋があり、その喫茶店がある。ちょっと期待したがそこでは茶を飲まなかった。
　公園の中は、まぁ、中華庭園にねって感じで。穴あきの岩がごろごろしている感じ。
　続いて、豫円周辺の老街というところをぶらぶらするも、ぶらぶらするだけで終了。まぁ、特に買いたい物もないのだが。
　ホテルにチェックインするはずが、道が混んでいたのでそのまま南京路にいくことに。今日は偶数日で縁起がよいから、結婚式が多いんですって。
　南京路は、いわゆる繁華街。ぶらぶらしてみるも、特に面白いわけでもなく。北京の王府井とちょっと似た感じ（こっちのほうが人が多いが）
　そのまま歩いて外灘へ。夕方だったので、眺めはいまいち。夜景の方がキレイだったかも。

　そこでなぜだかお茶屋に入って休憩。色々飲ませてもらうが、所詮、観光客が立ち寄るお店。次々いれてもらう茶が中途半端にまずい。
　鉄観音、ジャスミン、苦丁茶、プーアル、紅茶、工芸茶あたりを出されたのか。
　杯をすすがずに次々いれられるのもなぁ。いやそこまで、繊細な飲み方を要求されてないんだけどさ。買ってくれるかもわからない客相手に、時間かけてられないんだろうけれど、日本人て雰囲気に飲まれるところあるから、そうやると結構買うかもよ？
　ともかくここで驚いたのは、工芸茶の一点紅（だと思うが、この時点で確信はなかった）を「これ、東方美人ね」といわれたこと。
　のけぞった。
　いや、「東方美人」という商品名つけてこの店で売っているのかもしれないが、普通は東方美人ていったら台湾の青茶で紅茶に近い発酵度のものをいうぞ？
　それを指摘しても、きっと通じないであろうから、いわなかったけれど。
　でもね、中国茶知らない人は、一点紅を東方美人だと思って買っていって、日本で買おうと思って間違いに気づくと思うんだよ。頼むよ、店の人。
　これですっかり興ざめしたので、何も買わず。元々、今回は、西湖で龍井を買う予定だったので、ここでは買わなかったわけだが。

　ようやくホテルにチェックインしてから、夕飯を食べに。今日は上海蟹の日だ。昼便のツアーだと、今日食べられるのだよ。
　蟹王府という、有名店だった模様。予約なしの飛び込みだと断れていた。
　肝心の上海蟹の蒸したのは1杯だったが、あとの料理がすべて、蟹。まー、似たりよったりといえなくもないけれど、全部美味だったからいいか。
　夕飯のあとは、オプションで上海雑伎を見に行ったのだが、微妙。以外と地味だった。まぁ、こんなものかなぁ。

　ホテルの鍵がクラシックな錠前タイプでうはうはして写真なんかとってみる。
　ワンドリンクの券ももらっていたので、夜景の見えるバーで、一杯飲んで（ジュースをね）から就寝。

　旅行は明日からなんだけれど、成田に泊まるので。……そうじゃなきゃ、今日、こなしたい予定が色々あったのだが。
　仕事を終えてから、風呂に入り最後の荷物をつめて親の帰宅とともに出発。
　ホテルについて、ホテルで夕飯。えー、牛鍋食べました。……これ、胃は大丈夫なのかな（不安）
　寝る前に、念のためにガスターテンを服用。

　朝からがっつりラーメンを食べに行く。前から気になっていたのよ。神座。いそいそといったら、開店直後だというのに、ほとんど人がいない。やはり、朝からは食べないのかしら。
　そのあと、チーズケーキを購入してから、乗換駅に移動。ここのタワレコでしか配っていない販促をもらうためだ。
　首尾よくコップをもらい、ついでにこのチェーン店でしかつかないおまけがついていたものを購入。
　何故旅先にきて、DVDを2枚も買っているんだ……。
　で、昼過ぎにお茶の店到着。雰囲気は悪くないし、デザート系もいけていたが、お茶がなぁ。ブレンド茶を頼んだせいかもしれないが。
　こんなにまずいプーアルを飲んだのも久しぶりかも。東方美人に香りがついているものは、まぁまぁだったけれど。
　ひそかに落胆しつつ、元の駅まで戻る。
　ここで何故かロザリオ探しにでかけるところに。いざさがすとないものだなぁ、クロス。あっても高いし。ここはひとつ、自分で作るしかないか。それにしたって、トップを探さねばならないのだが。
　時間もいいころあいになったので、新幹線に乗る前に腹ごしらえ。散々店を迷ったあげく、その場所の近くにあったたこ焼き屋にいく。すると、そこは自分で焼くスタイルの店だった。
　うわー、はじめただ、自分で焼くのは。……そして、さりげに失敗（苦笑）　途中で店員さんがまわしにくるし。
　そんなこんなで、食い倒れ旅行（あれ？）終了。新幹線中でもまだ食べたしね（笑）

　午前中には、結婚式をやるホテルに移動。今日の衣装はチャイナで。はじめて、まともに着たぞ、チャイナ。
　従兄の兄ちゃんと嫁様が、中庭でリハをやっているのを眺める。おおー、バージンロードを花嫁が歩いていくぞ。
　人前式ははじめてだったので、色々と面白かった。フラワーシャワーもやったし。
　料理はフランス料理で。謎なクレープ生地の料理が出てきたので、材料を問い合わせたら、教えてもらえなかったけれど何故か、皿がさげられた。
　クレープの色がちょっと黒っぽかったから、そば粉使ってそうなのが怖くて問い合わせしたんだけど。
　お皿がひとつとばされるのかなーと思っていたら、似たような料理で別のを出してくれた。流石。
　デザートのケーキは、ウエディングケーキを切り分けてくれたのだが、これが微妙。スポンジが柔らかすぎ。ケーキ状態の時に見たときも、飾りのクリームのしぼりが途中でへたっていたし。私にやらせろ（ちょっと真顔）
　結婚式を終えて、着替えをしてから馴染みの茶屋に顔を出しにいこうとしたら、臨時休業でやんの。サイトで確認しなかったから悪いのだけど。
　で、急遽、今までいこうとしつつもいけてなかった南京町のお茶屋にいってみた。混んでいるかなと思ったら、ほとんど客がいなかったほうが不思議。
　緑茶の新茶があれば飲みたかったのだが、特になかったようなので花茶を頼んでみた。菊の花ってやはりかおりが強いよね。
　それから、有名な豚まんの店に並んで買い物。1年ぶりに食べた豚まんは、美味だった。
　そんなこんなで、帰りの時間になったので、またもやのぞみで帰宅。
　よく歩いた旅だった。

　朝起きて、新幹線に乗る。わー、のぞみなんて久しぶりだ（爆）
　京都について、地下鉄や電車を乗り継いで貴船へ。桜を求めてきたのに咲いていない。ち。
　昼食は、鮎茶漬けを。まわりの店がほとんど蕎麦ばっかりで、蕎麦じゃないのをおいているのがここくらいだったのだ。ここも蕎麦をおいていたけれど。
　鮎茶漬けはなかなかの美味。茶漬けにしては値段が高いけどね。
　続いて鞍馬山へ。鞍馬山……ロマンだ（謎）。ケーブルカーで途中まであがり、それから本堂までいく。ここにやようやく桜が咲いていた。雲須桜だね。
　うきうきしながら、降魔の太刀を購入。源義経印でしてよ、奥様。ちょっと大きいけれど、大佐の得物にちょうどよさそう。……って大佐（加藤さん）が義経（大輔）のゆかりのものを持つって、大層違うような気が……。
　山を下りて、四条あたりを散策。このころには足がかなり疲労困憊気味。京都、暑いしさ。
　ふらりといったけれど、都踊りが見られなくて残念。
　そうこうしているうちに、夕飯の時間になったので予約した店へ。家庭料理っぽい京都料理でした。
　最後は清水寺の夜の拝観。まぁ、結構葉桜にはなっているだろうけれど、ライトアップされると全部白っぽくて綺麗よね。
　堪能したので、京都から神戸へと移動。在来線でいったので時間はかかったけれど、安くすんだぞ。
　泊まったのがビジネスホテルなのはともかくとして、窓が厚くて部屋の温度調節が一切できないのがつらかった。（空調は送風にしかなってないし）

　朝、普通に起きる。って、いつもの起床時間と同じじゃん。
　チェックアウトも無事にすませて、友人との待ち合わせ場所へ。……はい、すっかり間違えてました。それが駅名だと思ってませんでした（死）
　まぁ、なんとか落ち合って、中国茶を飲める店へゴー。……ここにきてまで中国茶かよ。
　駅からちょっと歩くので、のんびりおしゃべりしながら。ついてみると、店は12時からだったりする。げふんげふん。（11時半くらいについた）
　仕方がないので、近所のフランス料理が食べられる店でランチ。なんか、フォアグラに力をいれている店みたい。フォアグラサンドを食べてみる。うーん、まったり。
　そこでもおしゃべりしてから、中国茶の店に戻る。
　なんか、サービスしてくれたよ（笑）。デザートセットのデザートを選ばせてくれたりね。
　ご主人もいい人だったし、ちょっとお気に入りの店に。
　帰りに名刺を沢山もらって友人に配るんだ、といったらおまけもくれたし（笑）
　友人と別れて、昨日の本屋に。いやもう、番号が遅いのをいいことに遅れていったんだけどさ。それでも、終わっていたら大変と大慌てでいったよ。
　そして無事にもらってきました、古田さんのサイン。
　名前をいれてくれるというので平仮名で「れい」と書いておいたら「REI」と書かれた。それならば「RAY」って書いておけばよかったよ。
　そして、素敵な笑顔で次々サインを書いていかれる古田さん。流石はプロ！　営業用スマイルが板についてます。
　新幹線の時間まではまだあったので、チーズケーキの店に並んでみる。有名な店なのは知っていたんだけど。今まで食指が動かなかったので。時間もあることだし、買ってみた。ついでに、値段も安いので職場の土産に。
　電車に乗る前にパンを買って、乗車。パンを食べつつチーズケーキを早速食べてみる。だって、焼きたてを買ったのだもの。
　なんというか、チーズスフレみたいな感じ？　どっしりと重いのが好きな私としてはちと物足りないかと。
　車中では、古田さんのエッセイを読んでいく。流石に面白い。
　で、すっげー、濃い週末を踏破。
　歌舞伎、ライブ、茶、茶、サイン会。ふふふ……。

　朝起こされて、ご飯を食べてから従姉の子たちとブラックジャック。申し訳ないけれど、適度に手を抜きつつ。こちらが本気を出したら、かなりの確立で勝ってしまうので。
　それにしても、上のお兄ちゃんはすでに10歳か。生まれたばかりの頃を知っているからなぁ。何故だか、昔はよく私になついていたけれど、流石に大きくなったのでそこまでではない。
　一番下の女の子とは実は初対面。今まであったことなかったので、2年ほど前の正月はお年玉かわりのお土産を買って親に託すのを忘れていた……。親が途中で人形を買っていってくれたからよかったけれど。
　それ以来、親が西へいくときはお土産をもっていってもらうようにしている。……お年玉を現金であげるよりも安上がりなのだ（真顔）。まだ、玩具で喜んでもらえる世代だしね。　

　昼過ぎに出発して、友人がスタッフをやっているライブへと赴く。この方の歌は、CDよりも生のほうがいい。
　新しいCDが出ていたので買わせていただいてから、乗換駅へと戻る。
　前にこの駅でカツ丼屋でかつ丼を食べたんだよなーと記憶を頼りに店を探す。ようやっと見つけて食べる。一番安いもので500円というのがいいよなー。ファーストフードで食べるのと同じだもの。
　新大阪の駅で切符を引き換え、豚マン屋に並ぶ。今日はかなり並んでいたので、新幹線の時間がちょっと心配になった。
　帰りは途中で大量購入した漫画を読み終わったあとはひたすら寝ていく。
　帰宅してから夕飯は焼肉を食べに。

　朝早くの新幹線で西へ。ひたすら寝てすごす。
　親は夕方から、知人に会いに行ってそのまま従姉（親にとっては姪）の結婚式に出席する。従兄弟連中は呼ばれなかったので私はいく必要がなくなったのだが、ついでだからと関西にいくことにしたのだ。
　今日はかなり暑い。清水寺の秘仏を見に山を上ると暑くなった。噂の秘仏を見て、舞台から外を眺め、胎内めぐりをする。
　あとは坂をぶらぶらくだりながら、昼ご飯を食べる店へ。味はよかったけれど、えらいゆっくり出てくるので、待っているのに疲れた。
　その後はぶらぶらしながら、茶専門店の喫茶店へ。前から食べて見たかったのだけど、そこまで感動するほどの味ではなかったか。
　親とわかれて、こちらはさらにお茶を飲みにいく……前にデパートによって土産を物色。昨日買いにいけなかったからね。
　無事に目当てのものを玩具売り場で見つけることができた。
　で、ようやくお茶屋を探しに出たのだが、細い路地にあるのでなかなか見つからない。ようやっと見つけて30分くらいお茶を飲む。先程甘味を食べてしまったのでお茶のみで。
　さて、ここから清明神社に移動するのが大変。最寄駅までは遠いし。バスの路線が通っていそうなので、駅に向かいつつバス停を探す。多分、これでいいだろうというバスをつかまえてたらたらと神社の側まで。
　それにしてもすっかり観光地になってしまっていたよなぁ。9年前にきたときはもうちょっとひっそりしていたというのに。
　で、ここから駅まで帰るのも大変。バス停はあるが、絶対京都駅までは時間がかかる。今度こそ電車にしようと思っていると、急行バスがやってきたので飛び乗る。
　かなり時間ぎりぎりなのであせっていたが、なんとか駅についてお土産を買う時間もあった。ついでにトイレに寄ろうとしたらこれが大誤算。トイレがやたらと遠い。このままでは電車に間に合わない！　と大慌てで切符を買ってホームにすべりこんで、なんとか予定の電車に乗る。
　結局、従姉の迎えが遅かったので、そのあとの電車になってもよかったのだけど。
　久しぶりの従姉の家にいって、京都でしいれた土産を従姉の子達に渡す。喜んでもらえたようで、買って行った甲斐があるというもの。
　漫画を読んでしまいつい夜更かし。

　今日は夏の離宮へと。まー、ここも見てまわると相当時間がかかるらしいが、さらっと流す程度。廊下の欄干の絵が色々あって面白い。ってか、西遊記の絵の部分だけ写真にとりまくってみた。
　朝方にひどい腹痛を起こしていたので、昼ご飯はひかえめに。沢山食べたいとも思わない料理だったけれど。
　そのあとは空港へ。空港内の土産屋が充実していなくてがっかり。ブランドの店は色々あったけれどさ。
　これなら初日にスーパーで食料品は買っておくのだった。
　中国っぽいものということで、天津甘栗の羊羹とパンダクッキーに。あとは頼まれ物としては、中国緑茶を買ってと。
　パンダのぬいぐるみも可愛いのがなかったしなぁ。
　二人きりだったせいか、あまり土産屋に連れ込まれた記憶もなく。というか、いわゆる観光客用の免税店というのがあまりないのだな。
　一番のヒットはやはり西遊記トランプかなぁ。あれは面白かった。
　帰りの飛行機ではチャーリーズエンジェルを鑑賞。やはり個人テレビがついている飛行機はいいなぁ。
　上海は結局一度も攻略できず。パソコンでやるのよりも難しかった。

　今日は朝から晴れ。故宮見学に出かける。
　広いけれどどれも似たような作り。参拝順序も書いてないのでガイドがいないと迷いそうだ。昼を挟んでまだ、故宮見学。意外と見るところ少ないな。いや、広いから沢山あるんだけど、ともかくどれも似ているということで。
　休みどころでは、皇帝の親族だったおじさんが書を書いて売っていた。写真だけ撮らせてもらう。しかし、このおじさんもご苦労なことである。
　そのあと骨董街に連れて行かれたが特に欲しいものもなく。店先の鳥が可愛かったくらいか。
　夕飯まで時間があるというので、昨日の茶屋につれていってもらう。せっかくなので緑茶を頼んだら、ポットで出されてきてしまい、残念。まぁいいやと思いつつ、もういっぱい、別の緑茶を頼んでたっぷり飲む。
　あとから飲んだ碧螺春が気に入ったので、下の店で買っていくことに。飲んだのと同じ等級の茶を買うも、意外と安い。100g2000円くらい。日本でもそれくらいだもんなぁ。
　大紅袍は500gで6万円くらいしていたが。そもそもそれが本物かどうかはよくわからないし。
　夕飯の宮廷料理も微妙な味。全体的には昼飯の家庭料理風のほうが美味だった。
　その後は、足ツボマッサージ。台湾のよりは気持ちよかったかなぁ。足も散々疲れていたし。しかし、男性には女性、女性には男性のマッサージ師がつくのはなんのサービスなんだ？
　ホテルに帰ると、チャイナドレスができていた。試着してみると……微妙。もうちょっと身体に合わせるのかと思ったが、意外とゆったりしている。まぁ、こんなもんか。一応、長さが合っているからいいか。
　ホテルの土産屋で見た蓋碗が一番可愛かったのでこれを買う。ツバメの絵がついている景徳鎮なのだ。

　朝は雨。今日は万里の長城にいくので重装備でのぞむ。
　途中に十三陵というお墓に立ち寄る。ともかく大きい。んで、ここらへんから天気が快復していく。石像どおりを通り過ぎてから、まずはお昼。今日の昼もいまいち。昨晩よりはましだけれど。
　午後からはようやく万里の長城。天気がよくなったせいか歩いていると暑い。あちこちにとけ残った雪があるなぁと思ったら、この日の朝には雪が降っていたらしい。
　相当急な坂と階段で、しかも人が大量にいるので通りづらいことこの上ない。景色はよかったのだけど。明日には筋肉痛の予感をひしひしと感じつつ、関所を見に行く。ここでもう午後になっていたので、また寒くはなる。
　関所はそんなに面白くなく、隣にあった道教の寺が面白かった。地獄の王がきちんと10人いたり。大極マークのおみくじがあったり（ひかなかったけれど）
　帰り道の途中でお茶を飲ませてくれる土産屋に。あー、なんともこんな感じよねという味で。そもそも、薄く出しすぎ。もうちょっと味が濃いほうがいいのに。
　それでも、一応ジャスミンは買ってみる。おまけもついてきたし。
　で、トイレにいく前にふと横をみるとチャイナのオーダーができるようだ。しかも1日仕上げ。せっかくなので作ってもらう。色は緑に龍の柄で。同じ柄の既製品があったので、試着させてもらう。
　最初、厚手の上着を着ていたので「無理」といわれたが、腹をつかまれ「これならOK」ということで試着。……勝った。
　服は明日の晩に届けてもらうことになる。
　夕飯は北京ダック。ドキドキしていたのだが、これは美味だった。二人なので半身分しかこなかったが、1匹分あっても食べられたかも。
　終わったあとは王府井の夜市にいく。屋台で色々な食べ物が売られているがおなかがいっぱいなので別に。
　ただ、ショッピングモールにケンタッキーを見つけて、喜びいさんで買ってもらう。店の前で写真もとって、と。……ホテルに帰ってから食べたが、ちょっと山椒の味がきついかなという程度。台湾のと同じ味だったかな。
　とおりにお茶の専門店があったのでいってみるも、9時閉店で飲めず。残念。

　昨晩寝たのがいつものとおりの時間だったので、睡眠時間は3時間ばかり。どうせ、電車や飛行機で寝られるし。
　空港についたらば、すごい人出。そうか、三連休初日だもんなぁ。荷物をあずけるまでが一苦労。その後、汁物屋で朝食をすませ、時間がかかりそうなので、出国手続きもしてしまう。
　出国前の免税店でマニキュアを買うのはお約束。秋の新色が出ていたので両方お買い上げ。ちょっと薄めと濃いめの茶色。どちらもこれから使う感じ。
　飛行機に乗って寝ているとすぐに機内食に。食べないんだけどな、機内食。あとは、個人テレビがあったのでゲームに興じてみる。上海をつい真剣にやってみたり。
　入国審査ではSARSの問診表を書き、迎えにきていたガイドとともに市内へ。午後だというのにかなり寒い。雨も降っているし。
　一度ホテルにチェックインしてから市内観光。ともかく寒い。天壇という天の神への祭壇がある公園へ。園内には七星石があるので、わくわくしていたら、ただ単に天から降ってきたという伝説があるだけだった。がっかり。
　春秋物のコートの下は半そでだったので、天安門広場で極度に凍える。手が冷たいというよりしびれてきた。私が生まれた日に死んだおじさんの写真を遠めにみつつ、夕飯へと向かう。
　……久しぶりに食べたな、こんな不味い食事。台湾での食事も結構ひどかったけれど。
　どこが四川料理なんじゃーというものばかり。辛ければいいってもんでもないだろう。お茶請けに茶梅が出てきたのがちょっと嬉しかったが。お土産用にこっそり持ち帰る。かなりチクロを使ってはいそうだったが（苦笑）
　そのあとの京劇はまあまあ。古い雰囲気のある劇場にいき、ディナーショー（お茶がでる）感覚の舞台。ヘッドホン解説つきで内容もだいたいわかるようになっている。
　まぁ、観光客向けのものだから、一場面ずつしかやらないのが残念。やはり一度ちゃんと通し狂言で見たいよなぁ。6月にきそびれた西遊記、また来日しないかなぁ。
　そのあとはホテルへ戻る。近所にデパートがあるというので、ちょっと見学。いろいろ食料品が面白かった。

　翌日、予定どおりの時間に起きて仕度。起きようとしたら頭が痛かったのは、寝不足なのと冷房の風にあたったせいかのかなと思いつつ。
　しかし、外に出て動きはじめたら頭痛がけろりとなおったので、やはりそうだったのかなぁ。

　まずはバスにのって、腸詰屋へ。この店、去年軽井沢で見かけて入って、なかなか美味だったので。朝一に駆け込み、買い物をしつつソーセージをはさんだサンドイッチを頼んでそれが朝食。ここのソーセージも美味なんだよなぁ。高いので買っては帰れないのだけど（苦笑）
　買ったのはレバーローレ。レバー味のハムみたいなもの。レバーくさくなくて、とても美味しい。
　このあと、強羅までバスで引き返し、そこからケーブルカーで早雲山にのぼり、ロープウェーで湖尻までいく。
　途中の大涌谷で、黒い温泉卵を買ってみる。普通の黒卵とは違って半熟らしい。その場では食べられないのでお土産で。
　湖尻までのロープウェーがかなりかかる。30分近く乗っていたのではないだろうか。12時の海賊船にぎりぎりで間に合った。

　元箱根では、わかさぎを自分でフライにして食べる店に入る。野菜やお肉もあって、結構な量だった。
　それから、寄木細工のストラップを作ってくれる店にいく。想像していたよりも小さなストラップだった。思っていたよりもできあがりでおいてあるものが少ない。
　んで、注文で作ってもらう。届くまでに数週間かかるんだけどね。碧樹にしようかとも思ったのだけど、結局、綾羅に。そしたらば「羅」の字は滅多に使わないからと工場にお伺いがはしる（苦笑）　中国系の方の苗字になら使われるけどなぁ（言い訳）
　なんとか作ってもらえることになり、お金を払う。普通のより、300円くらいは高かったか（そもそも画数によって値段が違う）
　湯元まで戻ってきて、小田急で帰途へ。途中の小田原でフリーパスを保存するために（3日間なので、実は明日もつかえる。使わないけれど）一度下車して切符を買いなおした。
　家についてから、とりあえず風呂に入って日焼け止めを落としてからネットをチェックして寝る。
　途中で起きるつもりだったのだけど、結局朝まで寝てしまった。ぐぅ。

　仕事にいくのと同じ時間に起きて仕度。日差しが強そうなので、日焼け止めをあちこちぬって、それからファンデもぬっておく。
　なかなか使う機会のなかったサングラスと日傘をもって出発。

　たらたらと小田原までいって、そこでまずは下車。箱根フリーパスを買ってから真鶴へ向かうバスを探しに行ったら、土日は出ないそうで。なんてこったい。
　気をとりなおして、電車で真鶴へと向かう。そこから半島に向かって坂をくだり、鯵のまご茶漬けの店へ。ここは5年程前に訪れて食べたのが、すごく美味でもう一度きたかったところ。
　覚えていた味となんとなく違うような気もしたが、きっとこの味だったに違いない。
　つけあわせが、味の骨せんべいと、大根の風呂吹き。そして、風呂吹きにするために面取りした部分を別の料理にしている。無駄がない料理だ。
　帰りは坂を登るのが大変だったので、バスを待って駅まで戻る。ここでようやくフリーパスが使えた。

　小田原まで戻って、今度は湯元へと向かう。ここの線路脇のあじさいが一番綺麗に咲いていた。登山鉄道のは、時期が早かったせいかいまいちだったなぁ。
　終点の強羅まで乗り、そこでしゃくり豆腐なる出来立て豆腐を食べにいく。……想像していたものとちょっと違って、ただの暖かい豆腐でがっかり。
　そこからひとまず一度宿に荷物を置きに行くことにする。宿への路線があるバス停は坂の下。そんなに距離はないだろうと思っていたが、かなりの距離と傾斜。よろよろしつつバス停についたが、そんなに待たずにバスがきたのでよかった。
　宿に荷物をおいて、夕飯の算段をしてからバスにのって再び湯元へと向かう。途中、道がこんでいたりして、夕方に駅につく。土産を冷やかしつつ多少購入もしてから、海鮮丼を食べに。
　コンビニでお菓子と酒を買い込んで宿に戻る。普通のマンションなので、食器類や調理器具もひととおりそろっているが、なんとなく微妙。コップは洗ってから使ってみた。

　他の棟の大浴場にいってみると、確かに広かったが、なにもない。もってきた石鹸類でごそごそ洗う。そして、多分、利用者が少ないせいだろうが、風呂が熱かった。
　風呂上りに梅酒を飲みつつテレビ。その合間にふと、布団がおいてある日本間をのぞいたら、なんとなくいやな気分に。そこで寝るのが気がすすまなかったので、居間を片付けてそこに布団をしくことに。
　けども、そのまま結局夜が白むまで語っていたので、どちらで寝てもあまり意味はなかったのかもしれない。
　まぁ、気のせいっていってしまえば、それで終わるのだけどなんとなく、気分がいい部屋ではなかったので。

　早起きして、近所に栃餅を買いに行く。……あとで港でも売っているのを発見。ち。
　今日はトキを見に。遠めにしか見えなかった。売店にもあまりトキグッズがなかったし。ちょいと南のほうまで走って灯台を見て帰ってくる。
　帰りの船はフェリーだったので、ゆっくりと。港から駅にいくまでの道がかなり渋滞していた。
　そんなこんなで、旅行終わり。大したこともなく。
　土産にうっかり、柿カレーを買ったくらいか。野菜カレーみたいなんだけれど。ちょっと気になったので。

　なんとなく眠い日。たらい舟に乗りに行くまで車で寝ていた。いつひっくりかえるんじゃろかとドキドキしながら、たらいに乗って行く。
　売店で売っていた、くじのトキが可愛かった。たらいぶねに乗っているやつ。でも、普通には売っていないので断念。他のところでもみかけなかったなぁ、たらいトキ。
　それから、砂金をとりに。30分では思ったほどとれず。2粒のみ。なれていればもうちょっととれたのかな。
　昼飯はなぜだか喫茶店でピザ。なかなか美味しかったけれど。
　金山に向かう頃にはちょうど、2時くらい。親の電話を借りて電話をかけると、またもやすぐにつながる。んが、すぐに切れる（死）　金山を回ってきてかけたらようやくつながったので、とりあえず1回分だけとっておく。
　金粉ソフトなるものがあったので食す。なんとなく、ね。金粉が美味しいかどうかはおいておいて。
　奉行所跡を見て、スカイラインをとおり宿へ。山の上にはまだ雪があった。
　今日の宿は普通。料理も普通。露天風呂というか、展望風呂があるというので、いってみる。なんでも、普段は混浴、女性専用時間があるのでそのときに。
　隣の建物が高いのでそこの屋上からは見えたりするわけで。ま、夜だったけれどね。あとは女性の脱衣所にはバスタオルが浴衣としておいてあったのでそれをまとって、そのまま風呂に使ってみた。湖が見えてそれなりに眺めはいい。
　そのあと地下の風呂に入って、また踊りを見て部屋に戻る。
　寝ようとしたら、案の定具合が悪い。胃が痛いなと思いつつ寝たがやはり痛くなったので、夜中に部屋の風呂にお湯をいれて入ってみた。
　なんとなくよくなった気がするのでもう一度寝る。

　睡眠時間2時間で起床。ま、これくらいのほうが途中の移動で寝られるかなと。ごそごそ移動して、計算どおり新幹線で寝る。
　今年2回目の新潟。港にいくのは初めてだけど。
　ジェットホイルに乗って佐渡上陸。早速食べてみた佐渡牛はいまいち。ち。多分、店がいまいちだったのだろうけれど。
　そのまま海岸線に沿って、北上。北の端にある亀岩を見る。あとうろうろしつつ、賽の河原へ。思ったより狭いところだった。
　尖閣湾を見たところで、今日泊まる宿へと向かう。ついたのは、なんだか次の間があるようなところ。テレビを見る部屋と寝る部屋が別なのだ。
　夕飯を食べて、風呂に入って、佐渡の踊りを見て今日の日は終わり。寝る前にちまちまと持ち込んだポケモンをば。

　チェックアウト時間ぎりぎりまでいてから出立。途中で荷物をあずけるかとも思ったが面倒なので、そのまま持ち歩く。……おかげで、後日両肩が筋肉痛にはなったが。
　乗換駅のビルにぬいぐるみ屋があるというのでのぞきにいったのだが。……怖かった。ショウウィンドウ上から下までみっしりつめたぬいぐるみ（これは売り物ではない）。売っているほうのぬいぐるみもいまいちだった。
　がっかりしつつ、地下街をふらふらと見てまわる。もう1件中国茶の店をピックアップしておいたのだけれど、午後には飲むのでここでは見送る。かわりに、かつ丼屋でかつ丼を食べてみた。

　それからようやっと神戸へ向かって出発する。30分も電車に揺られるとつく。結構近いんだな、やはり。
　元町の風月堂で前に買ったのと同じチョコを探しに行ったら、あれはバレンタイン用の特別仕立てだったらしい。入手できず。
　ここまできたので南京街を見て歩くとこの間の静寂が嘘のようににぎわっている。列ができている店を一応確認してみたり。次にきたときにはいってみようかと。
　路地に入って、ガラス屋を見つけたので見ていくことにした。荷物が大きいので結構ひやひやしたのだけど。
　ガラス雛が可愛くてどれかを買おうとしたら、くま雛を発見。3個店頭に並んでいたのでどれにするかしばし逡巡。顔がいいのを選びつつ、最後にどれにしようかと考えていると、ふと内裏様の首筋がすらりとしているほうが「似てる！」と思い購入。……そんなガラス細工で似てるもなにもないだろうに。
　あとは、眼鏡をかけたフクロウが似ていたので（別のお方に）、これも土産として購入。ゆがんでいる眼鏡を必死になおしてみた（針金細工だったので）
　そのあと山のほうへと向かって歩いていく最中にも、小さいクマに飾りをつけたストラップを売っている店があったのだが、流石にこれ以上電話につけられないので断念。

　ガイドブックに載っていたクッキー屋はイートインがないほうの店だったので、そこで地図をもらいつつ、もうひとつの店にいってみた。そこはちょうど、いこうとしていた茶屋の裏手。茶屋にいくので、入らなかったけれど。
　この店が神戸のものだとは知らなかった。なにしろ、小さい頃から、ここのパイを食べていたので。家の近所にあったのだよ、ここ。
　懐かしく思い、でもパイではなくクッキーを買ってみる。色々な味のを買いたかったのだけど予算がないので、詰め合わせのものをば。

　で、今回のメインである中国茶。行く道すがらの正面に、オリエンタル劇場が見えて思わずにやりとしてしまった。懐かしいな、1ヶ月半前（笑）
　掲示板で予告していたので、ご主人が迎えてくれる。入り口近くの席に座って、茶を飲む。途中で、お茶の実験（？）をしてくれた。
　最近、合成甘味料や香料で味やにおいをつけた茶葉がでまわっているそうで。そういうのは4煎目にはもう味がなくなるし、のどのあたりがいがいがするという。飲ませてもらったら確かにそのとおりだった。
　新幹線を新大阪から乗るので、少し早めに店を出る。もうちょっとのんびりしたかったのだけど。

　乗り込むと結構な時間になっていて、あまり土産をあさる時間もなかった。流石に大層疲れていたので、ほとんどを寝てすごす。
　考えてみたら、3日連続ライブだったもんなぁ。初日は1時間くらいだったけれど、そのあとはスタンディングで4時間くらいはたっていたし。
　そんなこんなで遠征終了。

　朝から電話をかけ続けるがつながらない。昼くらいには諦めて、一風呂あびてから出かける。空調をいれていないのに、えらい暑くて寝苦しかった。窓をあけて寝るわけにもいかないし。

　まずは、友人がいっていたラーメン屋にいってみる。だいたいの場所しかきいていなかったのだが、なんとか発見。
　で、頼んだ天津麺。味的にはがっかりな感じ。まー、スープはいいのだけど、上の卵がね。はじっここげているし。店の中華なべをよくみていたら、どうやら洗っていないことも発覚（次の料理をその鍋でやっていたし）
　私も同じフライパンで料理するからいいのだけど。でも、家庭料理と店ではそこらへんは違うのだから、ちゃんと洗ったほうがいいんじゃないかな。

　外は結構な雨。履いていった靴がどうやら防水になっていないようで、そこはかとなくぬれていく。むぅ。それでもがんばって、隣駅まで歩いて茶屋を目指す。
　地図を見まちがえたらしく、ずっと違う道路で店を探しつづけていた。ようやく見つけた店で、黄茶を頼む。
　民家を改造したような店でのんびりできる雰囲気。頼んだゴマ餡入り白玉は上に柚子の甘煮がのっていて美味。
　友人との待ち合わせまで、ここの店で時間をつぶす。久しぶりに会う友人は足にひびをいれていた。家まで迎えにいって荷物持ちとして同道。
　ライブハウスについて、私は列に並び、彼女はもうしばらく店で時間をつぶしているという。

　で、懸念していた整理番号なんだが、ちゃんと1番で入れることとなった。せっかくなので、そのまま一番前のド真中にいってみる。（いや、チケット発送忘れられていたくらいだから、あわてて追加で発行して一番になったのかと思ったのだ。しかし、期間外で申し込んだチケットが何故に1番になったのかも謎）
　椅子があるかと思っていたら、椅子は後ろのほうにちょこちょこあるだけだったので。
　最初ぱらぱらとしかいなかった客も最後にはかなりうまっていたようで、とりあえず安心。ただ、後ろが気になってまっすぐは立てなかったのだが。
　恭吾くんのライブを真正面で見たことなんてなかったよなーと思いつつ。満員御礼な会場に本人も終始ご機嫌だった。
　曲が発売されたアルバム中心だったのがちょっと不満かな。ま、しょうがないのだけど。音源にならなかった曲とかも好きなんだけど。
　一昨日に引き続き、ついバラードになると泣けてきてしまう。

　ライブが終わったあとに、知り合いと夕飯。関東地方からきたのが半分はしめるという状態に。昨日会った友人も一緒に卓を囲み、偶然だよねーと笑っている。
　私以外はみんなこのまま夜行で帰るので次々と店を出て行く。私は、松葉杖の友人と河岸をかえてもう少し話していく。
　それでも日付が変わったくらいにはホテルに引き上げた。なんとなく寝たくないなぁと思いつつも、今夜は少し窓をあけて寝る。