朝の5時に起きて、アンコール・ワットに。道はまだ薄ぼんやりとしている。ゲートで通交証を作ってもらう。これのために顔写真がいったのだ。
 堀に囲まれたアンコール・ワットが見えてくる。薄闇に沈む遺跡は何か神秘的だ。
 6時過ぎの日の出を待ちつつ、放牧されている馬をみたり子犬の写真を撮ったり。
 時間になったから見えないけれど引き上げようとしたら、ようやくオレンジ色の玉があがってきた。
 遺跡の後ろに見える位置にいって写真を撮る。写真だとうまく写らないのだけれどね。
 ひとしきりとって満足したのでホテルに戻り朝食。

 午前中は、アンコール・トムから。
 南大門の前でナーガを綱引きしている神(左)と阿修羅(右)。ナーガ、いい迷惑。門をくぐって、バイヨン寺院。
 ここは4つの顔がついた塔がたくさんある寺院。壁面には、歴史が刻まれている。上のほうまでのぼって、顔の写真をとったりしながら次は象のテラスに移動。
 象とガルーダが刻まれているテラスは王の謁見用だったようだ。ライ王の像も見てから、昼ご飯。
 昼は、クメール料理。うーん、普通? ココナッツに入ったカレー味の川魚とか、スペアリブのようなものとか。デザートはかぼちゃプリン。かぼちゃの中にプリンが入ってそれを練乳で食べるようなもの。
 黒猫がうろうろしていたので餌付けしてみたり。
 川ではボートレースがあるらしい。みんな練習していた。

 ホテルで一休みしてから(でもそんなに時間はない)、再びワットに。今度は中を見てみる。
 ワットは元々ビシュヌ神の神殿だったらしい。ふぅん。
 昼間見る遺跡はなんとなく白っぽい。池に映る逆さ遺跡を見ながら中に。廊下の壁画を見ていく。こちらは神話が主で乳海攪拌の図が書かれている。
 ぐるぐる見ながら中心に。……すんごい、切り立っているんですけど? これをのぼるのか。斜度は60度くらい。階段の幅が狭いので非常に不安定。
 石に空いている穴を手がかりにして上までのぼる。崖のぼりだよ。
 上から参道のほうをながめたり、綺麗に残っているデバターをみたり。線が腹や首にあるのは、既婚者だそうだ。
 しばらくいてから、今度は降りる。降りるときは手すりつきのところを降りるのだけれどこれはこれで怖い。なんとかおりたときには、足が痛くなっていた。
 ワットの裏に抜けて、タプロームまで。
 ここは木がうねうねと遺跡を覆い尽くしているところ。そのうち壊れるんじゃないだろうか。木と遺跡を見てから、今度は夕陽を見るために山にいく。
 山の上までいくとそこにも遺跡。そしてまた急な階段。ようよう登って上から見ると、ぼんやりワットが見える。あがる気球も見えたりして。
 夕陽は最後は雲の中に見えなくなった感じ。さっさと降りにかかるが途中で山道は暗くなる。

 バイヨン寺院前に戻ってビッフェの夕食。白玉のデザートが美味。沢山もらってきた。夕飯が終わってから、アプサラの舞。ま、眠かったんだけどさ。ライトアップされた遺跡の前での舞、というのがいいかな、と。

 9時半くらいにようやくホテルへ。
 もらっていたバーの券でカクテルを飲みに行く。ホテルスペシャルのをということで、三つ頭の象のカクテルを頼む。入れ物も三つ頭象だった。
 今日も早めに寝る。

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