引き続き蘇州観光。
 朝はバイキングだったので、もそもそと少量を。やはりじゃがいもがいいなー。久しぶりにじゃがいもを食べたよ。
 今日は、上海のベニスとかいう同里にいくのだが、その前にいくつかよっていく。
 拙政園という庭は、風景が有名。夏場になると池がすべて睡蓮で埋め尽くされるそう。池の向こうには、借景で北寺の塔も見える。
 その後、刺繍の工場へ。刺繍をしている姿を見学し、おみやげ物をぶらぶらと。うーん、できのいいものは大きいし高いし、小さいのは貧弱なんだよね。
 結局ここでも買わず。
 昨日の絹布団の工場でも何も買わなかったしね。布団は豆に干さないのでいいものはいらないし、絹製品はデザインがいまいちだったので。

 で、同里に移動。ここは、運河で仕切られた観光街になっている。入るのに入場料がいるのだ。
 まずはお昼なので、昼食を。これも蘇州料理の一種なのかな。ぴり辛なのが多かった。
 ここでようやく、名物の豚の足の肉を煮たものを食す。路地の店にもいっぱい並んでいたからねー。
 あとは川魚を薄味で煮たものも名物だったかな。
 昼食のあとは、退思園。ここは誰かの屋敷だったところだと思う。切り絵のお土産が面白かったので購入。
 それから、ようやく小舟にのって運河の探索。今日は手こぎのボートで。
 なんつーか、ベニスってより倉敷?って感じ。いや、ベニスにいったことないから、倉敷の方が身近なんだが。
 ぐるぐると運河をまわっていると、鵜を載せた船があった。魚がとれるのかなぁ。(メモ帳には「運河 う」としか書いてなくて、一瞬何かと思った)
 あとは、金持ちの家とかいうのを2件ほど見てまわり、終わり。
 なんだかあっさりとすぎていくぞ。土産屋につれこまれないせいか。(絹屋とか刺繍屋とかは連れて行かれたが)

 高速を通って一路、杭州へ。いやー、こっちの運転は荒っぽいのでいつ事故るか結構ひやひや(爆)
 途中のパーキングエリアで、ちまきが有名だというので1個買って食してみた。もちもち。
 ひやひやしつつもようやっと、杭州到着。西湖のほとりのホテルにチェックイン。一休みしてから夕飯に出かけることに。
 今日の夕飯は四川料理。なぜ、杭州にきて四川なんだろうと思いつつも、もこもこと食べる。
 ……辛い。
 唐辛子の辛さは比較的平気なのだが、その私でも辛い。麻婆豆腐も、なんかの煮たのも、ともかく辛い。
 今までの食事だと最後にスイカが必ず出ていたので期待したが、出なかったので口直しもできないし。
 美味しいんだけれど、せめて、辛い料理はこの半分で残りは辛くない料理がよかったなぁ。

 ホテルに帰り着く前に夜の西湖ほとりを少しだけ散策。何も見えませんがな。
 そのあと、ホテルに帰らずに、帰り道に見かけた茶館に向かってずんずん歩く。途中でガイドさんには帰ってもらった。
 なんとなくよさそうと車の中で見ていたのだが、この茶館が当たりだった。
 名前は「青藤」。読み方はわからない。
 ガイドブックで見たとおり、1杯のお茶を頼むと(だいたい70元くらい)、食べ放題で茶菓子をとってこられるスタイルの店。時間制限なし。
 茶菓子といっても、ナッツ類から乾き物、お粥に簡単な料理と多種多様なものがずらりと並んでいて、ここで夕飯からお夜食までまかなえる。
 親と二人でいくつもりだったのが、同行のご夫婦もいらしたので、4人分、私が茶を頼んだ(笑)
 工芸茶をご主人が興味ありだったので、錦上添花を。あとはキーマン紅茶も気になっていたようなので、紅茶(キーマンじゃなかったかもしれない)。あとは私の趣味で、鉄観音(青茶)と白豪銀針(白茶)。
 あえて緑茶をはずしたのは、私は昨日飲んだのと、明日、龍井を飲みに行くはずだから。料理の時に出てくるのも大抵緑茶だったしね。
 ここでようやく果物を食べつつ、まったりと1時間ばかり。いやー、大変満足。
 ライチーも食べたのだけど、これが冷凍物ではない(と思う)ので非常に美味だった。ライチーって美味しいと思ったことないんだけれど、これなら楊貴妃が好んだのもわかるなぁ。
 ほてほてとホテルに帰って、満足しつつ就寝。
 

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