関西旅行3日目。

　チェックアウト時間ぎりぎりまでいてから出立。途中で荷物をあずけるかとも思ったが面倒なので、そのまま持ち歩く。……おかげで、後日両肩が筋肉痛にはなったが。
　乗換駅のビルにぬいぐるみ屋があるというのでのぞきにいったのだが。……怖かった。ショウウィンドウ上から下までみっしりつめたぬいぐるみ（これは売り物ではない）。売っているほうのぬいぐるみもいまいちだった。
　がっかりしつつ、地下街をふらふらと見てまわる。もう1件中国茶の店をピックアップしておいたのだけれど、午後には飲むのでここでは見送る。かわりに、かつ丼屋でかつ丼を食べてみた。

　それからようやっと神戸へ向かって出発する。30分も電車に揺られるとつく。結構近いんだな、やはり。
　元町の風月堂で前に買ったのと同じチョコを探しに行ったら、あれはバレンタイン用の特別仕立てだったらしい。入手できず。
　ここまできたので南京街を見て歩くとこの間の静寂が嘘のようににぎわっている。列ができている店を一応確認してみたり。次にきたときにはいってみようかと。
　路地に入って、ガラス屋を見つけたので見ていくことにした。荷物が大きいので結構ひやひやしたのだけど。
　ガラス雛が可愛くてどれかを買おうとしたら、くま雛を発見。3個店頭に並んでいたのでどれにするかしばし逡巡。顔がいいのを選びつつ、最後にどれにしようかと考えていると、ふと内裏様の首筋がすらりとしているほうが「似てる！」と思い購入。……そんなガラス細工で似てるもなにもないだろうに。
　あとは、眼鏡をかけたフクロウが似ていたので（別のお方に）、これも土産として購入。ゆがんでいる眼鏡を必死になおしてみた（針金細工だったので）
　そのあと山のほうへと向かって歩いていく最中にも、小さいクマに飾りをつけたストラップを売っている店があったのだが、流石にこれ以上電話につけられないので断念。

　ガイドブックに載っていたクッキー屋はイートインがないほうの店だったので、そこで地図をもらいつつ、もうひとつの店にいってみた。そこはちょうど、いこうとしていた茶屋の裏手。茶屋にいくので、入らなかったけれど。
　この店が神戸のものだとは知らなかった。なにしろ、小さい頃から、ここのパイを食べていたので。家の近所にあったのだよ、ここ。
　懐かしく思い、でもパイではなくクッキーを買ってみる。色々な味のを買いたかったのだけど予算がないので、詰め合わせのものをば。

　で、今回のメインである中国茶。行く道すがらの正面に、オリエンタル劇場が見えて思わずにやりとしてしまった。懐かしいな、1ヶ月半前（笑）
　掲示板で予告していたので、ご主人が迎えてくれる。入り口近くの席に座って、茶を飲む。途中で、お茶の実験（？）をしてくれた。
　最近、合成甘味料や香料で味やにおいをつけた茶葉がでまわっているそうで。そういうのは4煎目にはもう味がなくなるし、のどのあたりがいがいがするという。飲ませてもらったら確かにそのとおりだった。
　新幹線を新大阪から乗るので、少し早めに店を出る。もうちょっとのんびりしたかったのだけど。

　乗り込むと結構な時間になっていて、あまり土産をあさる時間もなかった。流石に大層疲れていたので、ほとんどを寝てすごす。
　考えてみたら、3日連続ライブだったもんなぁ。初日は1時間くらいだったけれど、そのあとはスタンディングで4時間くらいはたっていたし。
　そんなこんなで遠征終了。