犬・鍋。

　昼すぎに起きて、中華街へ。ほてほてほてと、歩きコースでいくことにする。
　月頭にいったときは、夜だったせいもあってかすいていたのに、今日はメインストリートがえらい混みよう。そこの店には用がなかったので、最初から脇の通りに入って、目当てのところに向かうことにする。
　今まで一度もいったことのない、茶店。前にいったときは貸切で入れなかったので。　これだけ人が多いというのに、喫茶コーナーは人がいなかった。あまり知名度がないのかな。
　いつもなら頼まない黒茶なんぞを頼んでみる。菓子は、朝も昼も食べていないので、月餅とごま餅を頼んでみた。……失敗。月餅もごま餅もえらい分量だっちゅーねん。クマじゃないんだから食いきれねぇよ（食べたけど）
　夕方に待ち合わせをしていたので、ゆっくりしている暇がない。せっせと茶を流し込んでいくと身体が熱くなった。
　で、この店なんだが、いつもいく悟空と一緒だった。つか、悟空がここの姉妹店なんだもんな。メニューも菓子も多分一緒。これならば、どちらかがいっぱいだったら、もう片方にいけばいい。
　ずっと忘れていたカードに、点数を加算してもらう。今日は、春節だとかで二倍サービス。たまっていたのもおしてもらったら、結構たまったぞ。そのうち千円券に変えてもらえそうだ。
　それから、来週ライブにいくのでそれの差し入れを買って。結構私が使うのは、フォーチュンクッキー。味は普通なんだけれど、クジがついているのが面白いので。
　で、鍋の会に持ってくジュレを買いにいこうとしたら、売り切れ。なんてこったい。萬珍楼の杏露ジュレは絶品なのになぁ。
　諦めきれなかったので、週末だけやっている系列の飲茶屋にいってみる。前にここで食べたので。
　最初、「店で買ってください」といわれたのだが、売り切れだったといったら、ここのをわけてくれることになった。ありがとう！　店員さん！
　ただ、ここでも1個しかなくて人数分はそろえられなかったのだけど。
　時間オーバーしていたので、あわてて待ち合わせの駅へと向かう。友人と合流して、犬の家に。今日は犬と戦いながら、鍋を食する日。
　家の近所で鍋の材料を買い込んで、犬宅にいくと大歓迎を受ける。つーか、君たち大きくなりすぎ（真顔）。立ち上がる（？）と腹のあたりまで前足が届く。体重は10kgこえているらしい。
　友人二人に犬の世話を任せ、家主とともに鍋の準備。鳥団子作るべくねぎをきざんだり、しょうがをすったり。
　一応犬たちは、食卓に手（口？）を出さないようにしつけられているが、その分、人間のところによってくる。膝の上にのってくるので（食卓は座卓なのだ）、払いのけては食事をする。それはちょっとした戦い。
　4人でひたすら鍋をくらい（鳥、豚、牛を1皿ずつに、牡蠣やホタテもいれた）、食後の一休み。1個しかないジュレも一口ずつ食す。
　10月の頭に拾ったきのこたちがこんなに大きくなるとは。とりゅふのほうは、ちょっと茶色っぽくなってきているけれど。てのひらサイズだったのになぁ（タメイキ）
　ちょこちょこと落ち着いている間に写真撮影。昔の写真を比べてみたり。
　まだ4ヶ月なので、もう少し大きくなるらしい。これ以上大きくなられると、あしらうのに一苦労だよなぁ。
　……この日、犬にやられたわけではなく、犬をさけるために膝をついたりすると膝下にできた巨大なあざがえらい痛かったのだ。気がついたら、あざが手のひらサイズになっていたし。とほほ。