一晩たって。

2002年7月9日
 ようやく、保証書は見つかった。やれやれ。これで、修理に出せる。案の定、ベッドの下にころがっていたよ。

 とりあえず昨日の続き。クマとの電話を終えて、早速、前述の友人に報告。
「よかったねぇ、電話に出てくれて」
「うん」
 なにしろ彼女は、私が1ヶ月前の週末、どんだけ電話かけていたか知っているからな。
「(電話した時間)最長記録じゃん?」
「まぁねー、最近にしたらねー。……しかし、何故にまた漫才なんだ、私ら」
 多分、家にいて他にすることないせいだろうか、やったら機嫌よかったよな、クマ。何度も声出して笑ってやがった。
 時々お互いにいいたいことがかぶっていたりして。
「今、何かいいかけませんでした?」
「いえ、笑っただけです」
 だとさ。なんであの人は私との電話でよく笑うんだ。失礼なやつだな。
 相変わらずのらりくらりとこちらの要求をかわし、私が押しの一手でいくのも変わらず。……ていうか、進歩しようよ、少しは。押してダメなら引けと、大殿もいっていたし。
 クマも都合が悪くなると黙り込む癖は変わらないなぁ。「楽しみにしていることがあるので」とほのめかしただけで、思い出すとは。忘れている、というか忘れたふりすると思ったのだが。心底いやそうな「……ああ」だったな。だから、どうしてそうまでして私に物を買うのをいやがるんだ? マニキュアだからだとも思えないのだが。
 「冷房のきいたところで涼んでいたい」といわれた瞬間に「じゃあ、クマの家で涼みますか」と喉元まででかかったけれど。冗談にならなくなりそうなのでやめた。
 それから「いっそのこと、こたつでみかんなんていいですね」とかも。「冷房でぎんぎんに冷やした部屋にこたついれて、冷凍ミカン食べたらある意味贅沢ですよね!」といってやったよ。……にしても、みかん……(サイトの7月7日の日記参照。心理テストでいうとみかんは「本命」げふー)
 ――しかし。
 これだけ和気藹々と漫才ができるということは、諦めきれないじゃないか(タメイキ)。あまりにもお互いに変わらなさ過ぎてイヤだよ、まったく。向こうが多少、遠慮なくボケかますようになってきているけれど。……そして、私も大概ぼけ倒すほうだが、ヤツ相手だとどうしても突っ込みになるな。
 あいていた穴は埋まった気がするけれど、あきっぱなしでもよかったかもしれないと思う。やっぱり好きなんだな、としみじみ思うと涙が出てくる。(とこの部分は職場で書いていたりする)
 穴が埋まったというか、うまくはまらなかったパズルのピースがはまった感じ。それも立体パズル。球をいくつかつなげた形のがあって、それを積み上げて三角錐を作る感じで(よくわからん)
 あいていたわけでも、ピースをなくしていたわけでもなく、ただ、うまくはまっていなかっただけなのだ。
 立体パズルなわけで、思っていた形とちょっと違うような気もするけれど、きっとこれもまた正解なんだろう。
 それにしても、だいぶ私も寛大になったものだ。去年だったら絶対、「暑いから(水族館にいくの)やです」いわれたらキれていたと思う。追い打ちをかけるように「一人でいってきてください」だもんなぁ。それこそ、遊ぶ気があるんかっちゅーねん(笑)
 そして、そこでけしてくじけずに初志貫徹するオレもどうだろう? いきたいっていったらいきたいんだもーん。
 
 さて。電話の話。
 まずは、メーカーのカスタマーセンターに電話をすると、近所の代理店を教えてくれた。そこに連絡をとって、夕方いくことを伝えておく。
 昨晩は保証書を見つけてから、修理に出すならメモリが飛ぶだろうと必死になって電話帳をエクセルに書き出していた。それのために、朝陽をまたもや見てしまったよ。
 それから、代替品を借りるのはどうもイヤで。なんとかならないかなと思っているとよいものを見つけた。前まで使っていた電話である。これにならメモリも入っているし、使い方もなれている。
 向こうからの指定のしか使えなかったとしても、ここに電話帳を正しくいれておけば、戻ってきた電話に移し替えてもらえるかもしれない。そう思って、ちまちまと機種変してから増えた番号を書き込んでいく。
 店にいくと、応対してくれたのは若い男の子。「電話の修理を」というとすぐに相手をしてくれた。
 ――いや、えっらい、好みだったんだがこの子(爆)。
 顔はまぁ、面食いな私が及第点を出すくらいとして、まだ接客に慣れていないのかしどろもどろになりつつ説明してくれる様が可愛い。それでも、きちんと敬語が使えるのは天晴れである。
 結局、壊れているのは聞く方のスピーカーだけらしいということと、修理には1週間ほどかかるとのことに。でもって、持っていった電話を使ってもいいそうだ。……そしてその電話に電話帳移してもらえたらしい。なんだよ、余計な手間かかったよ。
 そしてさらに余計な手間。
 ……保証書がいらなかった(爆)。
 水につけたり落としたりしたせいではないとのことなので、当然無償修理。そして、修理というのは代理店じゃないと取り扱いできないそうで、そこで買ってなくても結局いいらしい。
 保証書の店に持っていっても、結局どこかの代理店を紹介されるか、代理店に送ったりの手間がかかるようだし。そして、量販店では代替品をおいてない。
 最初からここにきたのは正解だったということだ。
 可愛い男の子の応対にえっらい機嫌よくなり、こちらの要求(電話持ち込みなど)もきいてもらえたこともあって元気よく帰ってくる。まー、古いやつは微妙に使い勝手が違うので混乱しそうなんだが、1週間で返ってくるというし。
 早速クマには「電話は代替品ですが、番号もアドも変わらないのでどんどん連絡ください(笑)」とメールをいれておく。別件も書いておいたので、それに対してのレスもきたし。
 ふぅ、やれやれ。

 ところで昨日の日記のタイトルの意味。1日遅れてきたのは当然七夕である。電話だけだったけれどね。

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