1日遅れの・・・。

2002年7月8日
 長くなりそうだな、今日の日記……。
 
 どうやら、市民税を自力で計算して払わなければいけないこと判明。んがしかし、前の会社は倒産してしまっているし、どうやって源泉徴収票をとればいいんだ? てきとーに概算で出してしまってもいいのなら出すのだけれど。
 こういう時はクマに連絡である。土曜にちょっとレスがきたので、心が穏やかになっているからメール。流石に速攻でレスがきた。まぁ「素直に役所にいかれたほうがよいかと」といわれるのも当り前だけどな。
 んでもって、そろそろ週末の打ち合わせをしなければいけないのだ。その電話をしたいと一応メールにも打っておいたのだが。
 まずは仮眠をとってから、飯を食らい風呂にも入って、メールチェックをして……としていたら勇気が萎える。へろへろ。景気づけに友人に電話をする。
 彼女とのやりとりで、伝えたいことと決めたいことをシミュレート。
「君にならこんなにすらすらいえるのにーっ」
「しょうがないさ」
 そんな話をしていると、いきなりぷっつりと電話が切れた。元々、自室は電波の調子が悪いのでそれかと思ったが、通話状態にはなっているらしい。では、相手方が切れたのかと思いかけ直すが音声が聞こえない。
 ……どうやら、聞く方のスピーカーがいかれたらしい。最大音量にしても、かそけき音しか聞こえない。友人にはあわあわしながら、自宅の電話からかけなおす。
「どうしよう、クマに電話しなきゃいけないのに」
「とりあえず自宅番号をメールするのだ」
 私が知らない番号からかけない人間なので、とりあえず自宅からかける旨をメールして、しばらく時間をおく。
姫「こんばんわ」
熊「こんばんわ」
姫「あのですね、先程メールしたとおり、電話が壊れたんですよ。相手の声がきこえないというか。それで自宅から電話したのですが」
熊「そうだったんですか」
姫「……メール。読んでないんですか。……ああ、すみません、名乗らないとわかりませんよねっ?」
熊「わかりますよ〜」
 そうか、わかるのか。
姫「今、お時間大丈夫ですか」
熊「はい、自宅にいますので。いらっしゃるのは今週末ですよね」
 覚えていやがったか。
姫「そうです。待ち合わせ場所とか時間とか決めたいなと思って。宮島のですね、水族館にいきたいんです」
熊「ヤです」
姫「は?」
熊「お一人でいっていらしてください。待ってますから♪」
姫「なんでですかー。一緒にいってくれないんですかー? ペンギンが散歩してるんですよ?」
熊「暑いんです。暑いときは、冷房のきいたところでぼけーとしたいのです」
 流石はシロクマ(ぼそり)
姫「えー、ペンギンみたいのにぃ。そちらは、そんなに暑いんですか」
熊「あっついすよー。でも東京の方が暑いんじゃないんですか」
姫「んにゃ。先週までは25度くらいでしたよ」
 ともかく、クマをくどきにかかる。んが、多少のことでは落ちないのもわかっているので、別の話をしながらも一応しつこく水族館を連呼する。
姫「水族館がいやなら、動物園はもっといやですよねー」
熊「安佐動物園ですか? あそこは休日はすごく混むんです、道が」
姫「そうなんですか」
熊「レッサーパンダ、可愛いですよ♪
姫「わかってますよ、レッサーが可愛いってことくらい! 伊豆にいったときも雪の降る中、ずっとレッサーの檻に張り付いてましたから」
熊「ははは。でも、レッサーって腹黒いですよね」
姫「ですね。凶暴だし」
 ……えー、私が時々自分のことを「レッサー」と呼ぶのを覚えてない、クマ?
熊「ホテルはどこなんですか」
姫「前と同じところですよ。んーとホテル名前、ホテル……サン……プラザ?」
熊「それは違うでしょう」
姫「うん、違いますね。サンホテルだったかしら? 中心街からちょっとはずれてますけど」
熊「じゃあ、待ち合わせは繁華街にしますか」
姫「私、建物の名前いわれてもわからないですよ〜」
熊「私もわかりません。デパートくらいしか」
姫「……んとですね、水族館にあくまでこだわりますけれど、中心街からだと路面電車でいくことになるんですよね?」
熊「はい(笑) まぁ、その時の気分でいくかいかないか決めましょう。……雨が降ったら絶対イヤです」
姫「はい、わかりました。んー、待ち合わせ時間は何時くらいがいいですか」
熊「前日は特に飲み会も入っていませんし。金、土と泊まるのですよね」
姫「そです。うまくいけば。台風きてるじゃないですか。飛行機が飛ぶかどうかが心配なんですけれどね。……えっと、土曜日は、その昼から……お夕飯食べるくらいまでご一緒してもらえますか?」
熊「いいですよ」
 おしっ。夕飯までの約束ゲット! あとはどーやって、終電を逃させるかなだな(苦笑)
 あんまり暑かったり、雨が降っていたりしたら、市内をぷらぷらしようということで。プラネタリウムとかいきたかったのだが、もうしまっているかもしれないといわれた。
 そしてこのくそ暑い中、何故に平和公園で脱水症状を起こしそうになりながらひなたぼっこをせねばならないのか。イヤだよ、本気で。
姫「じゃあ、待ち合わせは11時に市内で」
熊「うちの地元に待ち合わせても仕方ないでしょう(笑)」
姫「いやそういう意味じゃなくて、繁華街か駅かってことです」
熊「そうですね、11時に広島駅にしましょうか。そこからでしたら、JRで宮島口にいけますし。帰りは市電で帰ってきましょう」
 なんだかんだで、水族館行きをかろうじてゲット。おし!
姫「楽しみにしてますね。……それから、例の件も」
熊「え?」
姫「うふふ」
熊「……ああ(低い声で)」
 すこーし沈黙したあとに、つぶやくとは覚えていたらしい。すごいぞ、クマ。というか私がこういうだけで連想できるとはある意味、気にしていやがったな。
姫「広島駅にもお店はありますから♪」
熊「――すみません、急に土曜日都合が悪くなりました」
姫「あにいってんですか。色、選んでおくので買ってくださいね♪」
熊「日本酒じゃダメですか」
姫「焼酎の方が好きです。んー、といもと蕎麦以外で」
熊「じゃあ、いいちこで♪」
姫「やです。それに最近は栗焼酎も好きなんですよね」
熊「栗? 飲んだことないですね〜」
姫「ん〜、スーパーにも売ってますよ。ダバダ火振りとか」
熊「ああ、それならわかります。買っておきますね♪」
姫「重いからいらないですぅ。……マニキュアの瓶に焼酎いれてくれるならいいですけれど(笑)」
熊「では、100円ショップにいきましょう」
姫「……そこでマニキュアの瓶買うつもりですか」
熊「楽しいですよ、100円ショップ♪」
姫「無意味に買ってしまいますよね〜」
 まぁ、この分なら散々渋ったあげくにマニキュアも買ってくれることだろう。ホントに手間のかかる……。
熊「それじゃあ、土曜日は接待してくださいね(笑)」
姫「……いいですよ、別に。そのかわり、高くつきますからねっ」
熊「ははは」
 クマが金がらみで私に冗談をいうとは珍しい。昨年末は絶対にいわなかったのに。
姫「それじゃあ、土曜日に」
熊「気をつけていらしてくださいね」
 以上、完。正味15分くらいか。ここ最近では、最高記録である。
 ……なんか電話での会話を起こしただけで疲れてしまったので、あとのことはまた翌日に。電話の保証書を探さなきゃいけないし……。

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