ダメ恋愛脱出講座。

2002年6月28日
 昨日買った本。こーゆー本ばかり買っているから、頭でっかちになるんだ。
 ダメ恋愛をする7つのパターンというのがまずある。

・「思い残し症候群」父親探しを続ける愛の放浪者。
・「DSS」だめ男に振り回される。
・「幸せ恐怖症」いい男が苦手。
・「執着恋愛」ストーカー体質。
・「セックス妄想」男性不信。
・「男性改造願望」母性本能の固まり。
・「男性破壊願望」男を誘って壊す魔性の女。
(DSS:ドメスティック・ストックホルム・シンドローム。ストックホルム症候群。に由来。人質が危険な状況下で自分の身を守ろうと、犯人を好きになろうとする現象)

 詳しく説明すると長くなるので、とりあえずこんな感じ。
 読んでて思ったのは、女性であるならばかなり父親の影響というのが大きいということ。幼少期に父親に十分愛されていないと、大きくなってから影響があるという。(思い残し症候群)
 当然、母親の存在というのも大きく、幸せ恐怖症なんざは、母親よりも幸せになってはいけないという強迫観念から、幸せをわざと逃がしている人達のことらしい。(幸せ恐怖症)
 自分がどのタイプかというのは、いくつかの設問にこたえることによって導き出される。どれかひとつに絞るのではなくて、あてはまる項目があったものをどれも見ていった方がいいらしいのだが。
 私はものの見事に「男性改造願望」がなかった(笑)。これって、ダメ男の世話をしたがる間違った母性愛を持った女性のことらしい。あー、ダメ男は絶対駄目だからな、私。「ダメな部分もある」ならいいけれど、「ダメ人間」というのを更正させようなんて思わない。
 一番回答数が多かったのが、思ったとおりに「セックス妄想」。これにはふたつのパターンがあって、セックス依存症と反対に処女を貫き通す、というもの。どちらも、強い男性不信からきている。
 これには幼児体験で不快な思いをしたことに原因があるという。父親を含めた身近な男性からのセクハラなど。具体的なことはされなくても、女を見る目で見られた、というだけでショックを受けるらしい。……だいたいは、幼児期のことなので本人も忘れているというが。
 幼稚園の頃、知らないおっさんにイタズラされたことはあるからな。まぁ、詳しく書くと流石に重くなるんでさけるが(でも全部覚えている)、原因となりそうなのはこれか。
 あんまり普段は意識なんかしないんだが。(誰にだったかもう忘れたのだが、「昔こういうことがあってね」と話したら「誰でもあるよ、それくらい」といわれて吃驚したことがある。その子が経験者ってことかどうかはともかく「それくらいのことで、今更がたがたいってんじゃねーよ」的な感じに聞こえたのでそっちのほうに吃驚したのだ)
 幼児期のトラウマってものは、やはりあるんだろうなと、他人事のように思った。

 あと、私のポイントが比較的あったのが「執着恋愛」と「男性破壊願望」。
 …………。
 気をつけよう。過去のことではなく、これはこれからのことだしな。
 
 ここ1年で、かなりの数の恋愛本を読んできた。昔になんとなく、資料になるかなと思って買っていたものもあるし。(そして今買っているものも間違いなく資料だ)
 どの本を読んでも共通しているのは、
「愛は、見返りを期待せずに与えるもので、ひどく穏やかで幸せなものだ」
 ということ。
 ……ま、ある本によると「恋愛というのは、ときめきがなければいかん」とも書いてるけれど。
 一緒にいられて、心穏やかになれる人、ってのは考えてみると難しい気がするんだが。
 「ありのままの自分を見せられる」とかもいうけれど、ありのままってのは時折、手抜きにもつながる。たとえ、一緒に過ごしていたとしてもある程度の緊張は必要だし、駄目なところを極力見せないようにする努力とかもあると思うのだが。
 そういうのを踏まえた上で、そこまで一生懸命になっても、側にいたい人っていうほうがいいな、と思う。

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