くま。
2002年2月23日 来週、親父さんを空港に迎えにいくという話が出ていた。出張帰りにお迎えしてあげる、という心優しい娘である。しかし、家から空港までの行き方はよくわからない。途中の駅までいって、そこからの空港バスならわかるのだが。
そんなわけで、予行演習をするために隣に親父さんをいれて昼間、空港までドライブ。だいたい、1時間くらいでつくようである。問題は駐車場いれなんだが。まぁ、なんとかなるだろう。
昼飯を食らって、飛行機を眺めてから帰宅。途中、私の運転で居眠りこいてた親父さんは大物だ。そのくせ、何度か隣で騒いでいた。黙ってのってろ。ぶつけなかったんだからいいだろ。
夜は高校卒業以来続いている月1の会合。もうそろそろ7年目か。待ち合わせの駅で、遅れてくる友人と連絡をしていたら、中高時代の先生にあった。担任ではないけれど、学年をもってくれた先生だ。あわてて追いかけ、ちょいと話をする。
その後、中華粥の食える店へいく。途中、なにやらかわいげのあるものを売っている店を発見。ふらりと入り込む。ぬいぐるみが、可愛くてね。しかも、シロクマが。
だから、買わないつもりだったんだってば。情が移るといやだから。でも、小さい手のひらサイズをぷにぷにしてみつつ。
「この腹が似ていると思わん? ぽっこりしているとこが」
「ああ、身のつまり具合がね」
一度も会ったことのない友人からいわれる始末。他にも
「この丸くなった背中のラインがね」
とか
「すっとぼけた顔が似ている」
といわれる。……オレ、普段そんなに話しているか? まぁ、写真はよく見せているけれど。
「――お知り合いの方に似てらっしゃるんですか」
とうとう店員さんが話かけてきた。
「ええ、この腹具合が」
さりげにひどい、私。
その後、小さいのと大きいのを手にとって比べてみる。大きい方が肌触りもいいんだよな。両方買ってもよかったのだけど。
「なんかさー、この小さいほうって、●●さんが何かあって縮んだって感じだよねー」
「……ぷっ」
笑い声は別のところからきこえてきた。もう一人いた店員さんがこらえきれずに吹き出したようだ。
「すいません、つい話が面白くてきいてしまいました」
……漫才ですか、うちら。
で、当然のように大きい方を買うことに。なんとなく負けた気分。
「贈り物ですか」
「……いえ、自宅で」
さらに負け気味。
「似てるんですよ、その人に。大きい人でね、190あるんです」
「まぁ! 日本の方なんですか」
「ええ、そうです」
「スポーツをされているとか?」
「うーん、してないと思いますよ。ただ大きいだけで」
「よくおあいになるんですか」
「いえ、遠い人なんでなかなか逢えないんですよ〜」
「それでは、その方にもよろしくお伝えくださいね」
……こうして、いつのまにやらクマを知る人が増えていくのである。
いやもう、このシロクマ、本体に似ず可愛くてね〜。食事中もあいた席に腰掛けさせておいてみたり。
「陰膳だね」
「まだ、クマは死んでないよ、流石に」
「ほら遠い人だし」
さりげに友人も大概なことをいう。
「この子、何回腹を殴られることだろうねぇ」
そうまでしみじみいわれる。……すでに何度かデコピンはくらわしたけどね。
このクマには針金で眼鏡を作ることも決定。しかもちゃんと赤で。針金っつーよりモールでつくったほうがよさそうだけど。しかし、今時モールって売っているのか?
その後お茶をしにいったのだが、クマを膝に乗せたままケーキを食らう。そこはかとなく嬉しそうに見えるのは気のせいだろう。でもって、ここで合流した友人が
「鼻と鼻をくっつけたいくらい可愛い〜」
というので
「今度本体でやってごらん。ま、相手に座ってもらわないとできだろうけどね。そして、本気でしようとしたら逃げる方に三千点」
といっておいた。……というか、座らせて鼻と鼻をくっつけると、おのずと別の所も近づくよなーと思ってみたり。いや、いいんだが。
「おなか、あんまり殴らないでやってね。ぺったんこになっちゃうかもよ」
「ん〜、そしたら本体もへこんでいたりしてね(笑)。最近、おなかへこんできてませんか〜? ってきいてみたりして」
大丈夫、本体より可愛いのでそんなにむげにはしません。
帰宅してとりあえず、首輪をつけてみる。私が持っている赤の革(笑)のチョーカーである。ホントに首輪のようなチョーカーなのだ。クマにちょうどいい。……て、私の首まわりとクマ(ぬいぐるみ)同じなのか? ……微妙だ。
パソコン打ちつつ、ずっと腹に抱えている。可愛い。名前は、クマの本名をカタカナにしてつけている。平仮名や漢字じゃない気がしたので。ましておやアルファベット。
この日、食事中にいわれたこと。
「たぶん、レイちゃん(仮名)の粘り勝ちだよ」
「一緒に広島いって、どういことなのかはっきりしてください!ていいたいね」
とのこと。
……友達っていいもんだなぁ(しみじみ)
なんか改めて写真をながめていて。自分のフェチな部分を発見した。
――好きなんだよ、鎖骨(爆)。
私は骨格のせいで、どんなにやせても鎖骨がほとんど見えないのだ。肋骨は見えるんだけどな(死)。
で、夏に山口いったときの写真が、クマ、綺麗に鎖骨出ているんだよね〜。首筋もしっかりしていて、そこから続く鎖骨のラインがたまらん。
鎖骨っつーのは、人体で三番目に折れやすいところだしな。(一位二位は腕と足。どちらがどちらか忘れたが)
いいよなぁ、鎖骨。クマももっと、鎖骨を出した服着てくれないかなー。
……またやってしまった。
なにやら鉄分くさい薫りがしているなーと思ったら、むだ毛処理したときに切ったらしい。右ふくらはぎが血まみれ。ぎゃふん。
そんなわけで、予行演習をするために隣に親父さんをいれて昼間、空港までドライブ。だいたい、1時間くらいでつくようである。問題は駐車場いれなんだが。まぁ、なんとかなるだろう。
昼飯を食らって、飛行機を眺めてから帰宅。途中、私の運転で居眠りこいてた親父さんは大物だ。そのくせ、何度か隣で騒いでいた。黙ってのってろ。ぶつけなかったんだからいいだろ。
夜は高校卒業以来続いている月1の会合。もうそろそろ7年目か。待ち合わせの駅で、遅れてくる友人と連絡をしていたら、中高時代の先生にあった。担任ではないけれど、学年をもってくれた先生だ。あわてて追いかけ、ちょいと話をする。
その後、中華粥の食える店へいく。途中、なにやらかわいげのあるものを売っている店を発見。ふらりと入り込む。ぬいぐるみが、可愛くてね。しかも、シロクマが。
だから、買わないつもりだったんだってば。情が移るといやだから。でも、小さい手のひらサイズをぷにぷにしてみつつ。
「この腹が似ていると思わん? ぽっこりしているとこが」
「ああ、身のつまり具合がね」
一度も会ったことのない友人からいわれる始末。他にも
「この丸くなった背中のラインがね」
とか
「すっとぼけた顔が似ている」
といわれる。……オレ、普段そんなに話しているか? まぁ、写真はよく見せているけれど。
「――お知り合いの方に似てらっしゃるんですか」
とうとう店員さんが話かけてきた。
「ええ、この腹具合が」
さりげにひどい、私。
その後、小さいのと大きいのを手にとって比べてみる。大きい方が肌触りもいいんだよな。両方買ってもよかったのだけど。
「なんかさー、この小さいほうって、●●さんが何かあって縮んだって感じだよねー」
「……ぷっ」
笑い声は別のところからきこえてきた。もう一人いた店員さんがこらえきれずに吹き出したようだ。
「すいません、つい話が面白くてきいてしまいました」
……漫才ですか、うちら。
で、当然のように大きい方を買うことに。なんとなく負けた気分。
「贈り物ですか」
「……いえ、自宅で」
さらに負け気味。
「似てるんですよ、その人に。大きい人でね、190あるんです」
「まぁ! 日本の方なんですか」
「ええ、そうです」
「スポーツをされているとか?」
「うーん、してないと思いますよ。ただ大きいだけで」
「よくおあいになるんですか」
「いえ、遠い人なんでなかなか逢えないんですよ〜」
「それでは、その方にもよろしくお伝えくださいね」
……こうして、いつのまにやらクマを知る人が増えていくのである。
いやもう、このシロクマ、本体に似ず可愛くてね〜。食事中もあいた席に腰掛けさせておいてみたり。
「陰膳だね」
「まだ、クマは死んでないよ、流石に」
「ほら遠い人だし」
さりげに友人も大概なことをいう。
「この子、何回腹を殴られることだろうねぇ」
そうまでしみじみいわれる。……すでに何度かデコピンはくらわしたけどね。
このクマには針金で眼鏡を作ることも決定。しかもちゃんと赤で。針金っつーよりモールでつくったほうがよさそうだけど。しかし、今時モールって売っているのか?
その後お茶をしにいったのだが、クマを膝に乗せたままケーキを食らう。そこはかとなく嬉しそうに見えるのは気のせいだろう。でもって、ここで合流した友人が
「鼻と鼻をくっつけたいくらい可愛い〜」
というので
「今度本体でやってごらん。ま、相手に座ってもらわないとできだろうけどね。そして、本気でしようとしたら逃げる方に三千点」
といっておいた。……というか、座らせて鼻と鼻をくっつけると、おのずと別の所も近づくよなーと思ってみたり。いや、いいんだが。
「おなか、あんまり殴らないでやってね。ぺったんこになっちゃうかもよ」
「ん〜、そしたら本体もへこんでいたりしてね(笑)。最近、おなかへこんできてませんか〜? ってきいてみたりして」
大丈夫、本体より可愛いのでそんなにむげにはしません。
帰宅してとりあえず、首輪をつけてみる。私が持っている赤の革(笑)のチョーカーである。ホントに首輪のようなチョーカーなのだ。クマにちょうどいい。……て、私の首まわりとクマ(ぬいぐるみ)同じなのか? ……微妙だ。
パソコン打ちつつ、ずっと腹に抱えている。可愛い。名前は、クマの本名をカタカナにしてつけている。平仮名や漢字じゃない気がしたので。ましておやアルファベット。
この日、食事中にいわれたこと。
「たぶん、レイちゃん(仮名)の粘り勝ちだよ」
「一緒に広島いって、どういことなのかはっきりしてください!ていいたいね」
とのこと。
……友達っていいもんだなぁ(しみじみ)
なんか改めて写真をながめていて。自分のフェチな部分を発見した。
――好きなんだよ、鎖骨(爆)。
私は骨格のせいで、どんなにやせても鎖骨がほとんど見えないのだ。肋骨は見えるんだけどな(死)。
で、夏に山口いったときの写真が、クマ、綺麗に鎖骨出ているんだよね〜。首筋もしっかりしていて、そこから続く鎖骨のラインがたまらん。
鎖骨っつーのは、人体で三番目に折れやすいところだしな。(一位二位は腕と足。どちらがどちらか忘れたが)
いいよなぁ、鎖骨。クマももっと、鎖骨を出した服着てくれないかなー。
……またやってしまった。
なにやら鉄分くさい薫りがしているなーと思ったら、むだ毛処理したときに切ったらしい。右ふくらはぎが血まみれ。ぎゃふん。
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