茶三昧。
2002年2月16日 昼間は茶道部の茶会。久々に懐石である。毎年のようにいく店なのだが、今年は人数が少なかったせいで、すぐに料理が運ばれてきてなにやらあわただしかった。
だいぶ、懐石の食べ方も慣れてきた気がする。とりあえず、あたふたはしなくなったからな〜。流石に人に指図できるほどは覚えていないが。
その後、部員とともに和風喫茶に茶を飲みに。抹茶はすでに飲んでいるので煎茶を頼んでみる。煎茶っていうのもなかなかいいんだよな。さしゆがついてくるとなおいいのだけど。
ここで今年の後輩と色々な話をしているうちに、彼女も小説家目指していることが判明。最初、お互いいっていなかったのだけどやはり彼女も同人をやっていた。ははは。世の中、意外と狭いものである。
でもって彼女が卒展で和菓子をやるというので、それの飾り付け用品を購入しに、銀座は伊東屋までご案内。……そういえば、去年も後輩を卒展材料のある店に案内したなぁ。面倒見がいいのか、オレ?
で、彼女が中国茶を飲んでみたいというので、銀座といえば三越だろうということで、Maduに連れ込む。ここは青茶が美味しいのだ。
そんなこんなで、抹茶、煎茶、中国茶と3種の茶を一気にはしごした日であった。
問題の夜である。思ったよりも茶に時間をとられ、すでに帰宅するのが9時近くになっている。昨日のようなことがあるとなんなので、電話してもいいかのメールを打っておく。それにレスがないので、電話してもよかろうと帰宅して飯を食いに行く前に電話する。
「――もしもし」
「もしもし? あの……っ」
ぷつ。つーつーつー。
向こうの声を一声きいてきれた。その後、何度書けても圏外である。仕方がないので先に飯にいくことにした。「弱電波っすか? 電波はいるようになったら申し訳ないですが折り返し電話ください」とメールしておいたので、食事中も気が気じゃなかったのだが。
メールはしたものの、電話なんざよこしゃしないだろうと何度かかけるが相変わらず圏外。……電源切ったか、やつ?
別に大した用事じゃないし、もういいかと思った矢先。電話のランプが黄色く光る。
「……こんばんわ」
「こんばんわ。わざわざすみません。電波、入るようになったんですか」
「はい、帰ってきました」
……今日も飲みにいってたのか。
「お菓子、どうもありがとうございました〜」
「いえ。クマ(仮名)はついてても連絡してくれないことありますからね。それだと思ったんですよ」
「ははははは(大笑)」
自覚ありやがるな、こいつ。
「……てか、なんでクマ(仮名)のところにだけ15日につくんですかーっ。他の友人とこには当日ついたのに!」
「ふふ。いいじゃないですか」(クマはホントに「ふふ」と笑う)
「よかありませんっ。……封筒の隙間にですね、葛湯をつっこんでおいたんですよ。葛湯お好きですか」
「ありがとうございます〜。まだあけてないんです」
「…………。でですね、その葛湯の白い粉がこぼれて不審物扱いされたのかと思って心配していたんですよ」
「ふふふ」
このときはさらりと流したが、明けてないのか、ヤツ。ここでまず、軽くキれる。
「チョコ、もらえたんですか」
「職場の女の子から義理がひとつです。大変だったと思いますよ、彼女。うちの職場男が10人くらいに女の子は1人なもので」
「うちとは男女比逆ですね。うちは男性が少ないんですよ。……ちゃんと彼女にお返しあげてくださいね」
「ふふ。100円ずつくらい出し合って渡します」
姉からきいていたのとかわりはない答えである。これは掛け値なしにホントだな。……しかし、私からの和三盆が当日届いていたら姉にはなんと答えたんだろう?
その後、メモ紙にそって会話を展開していく。
「車、なおってきたんですよ〜。総額20万でした」
「私もこの前ぶつけて10万くらいとられたんです。車検を通ったのであと2年は乗らないと」
「あ、うちの親、車の保険やっているので事故ったときはいってくださいね。便宜はからにますから」
「あはははは(大笑)」
「今日もお仕事だったんですか」
「今日は一日寝てましたー」
……寝てたんなら封筒くらいあけろよ。
「明日はスキーにいくんですよ。といっても私はすべらないで温泉につかろうかと。朝入って〜、昼入って〜」
「身体がふやけますよ。大学のOB会かなんかですか」(クマはスキー部)
「いえ、職場の人とです」
「私も明日は雪山なんですよ〜。すべらないんですけど(笑)。恭吾君のライブにいくんです」
「ああ、あのひげのお兄ちゃんですね」
藤重とよく写真に写っていた(その日しかラジオいってなかったし)からな。
話の流れで藤重に名前を覚えられていたという話も出てきた。
「名前は覚えていなかったみたいですよ」
「一度も話をしたこともないのに、覚えているほうが変ですよ」
……今、密かに名前をインプットさせようとしているところなんだが。
どういう経緯でその話が出たのか忘れたのだが、私が今度いつ広島にいくかということに。
「4月にいこうかと思っているんですけれど。4月はお忙しいんですよね」
「ええ。4・5・6月と忙しいです」
「……て、6月もですか? 去年は6月に遊んでいただきましたよね」
「…………。議会があるんです。日にちによるんですけれど」
「そ〜なんですか。んじゃあ、お時間があったら遊んでくださいね」
「――――。」
まったくの沈黙が返ってきた。
「それじゃあ、明日もお早いでしょうから、このへんで。気をつけていってらしてくださいね」
「ええ」
「おやすみなさい」
……ぷつん。
正味15分。
最近にしては新記録である。
それはともかく。
この後大泣きした。(詳細は後日)
だいぶ、懐石の食べ方も慣れてきた気がする。とりあえず、あたふたはしなくなったからな〜。流石に人に指図できるほどは覚えていないが。
その後、部員とともに和風喫茶に茶を飲みに。抹茶はすでに飲んでいるので煎茶を頼んでみる。煎茶っていうのもなかなかいいんだよな。さしゆがついてくるとなおいいのだけど。
ここで今年の後輩と色々な話をしているうちに、彼女も小説家目指していることが判明。最初、お互いいっていなかったのだけどやはり彼女も同人をやっていた。ははは。世の中、意外と狭いものである。
でもって彼女が卒展で和菓子をやるというので、それの飾り付け用品を購入しに、銀座は伊東屋までご案内。……そういえば、去年も後輩を卒展材料のある店に案内したなぁ。面倒見がいいのか、オレ?
で、彼女が中国茶を飲んでみたいというので、銀座といえば三越だろうということで、Maduに連れ込む。ここは青茶が美味しいのだ。
そんなこんなで、抹茶、煎茶、中国茶と3種の茶を一気にはしごした日であった。
問題の夜である。思ったよりも茶に時間をとられ、すでに帰宅するのが9時近くになっている。昨日のようなことがあるとなんなので、電話してもいいかのメールを打っておく。それにレスがないので、電話してもよかろうと帰宅して飯を食いに行く前に電話する。
「――もしもし」
「もしもし? あの……っ」
ぷつ。つーつーつー。
向こうの声を一声きいてきれた。その後、何度書けても圏外である。仕方がないので先に飯にいくことにした。「弱電波っすか? 電波はいるようになったら申し訳ないですが折り返し電話ください」とメールしておいたので、食事中も気が気じゃなかったのだが。
メールはしたものの、電話なんざよこしゃしないだろうと何度かかけるが相変わらず圏外。……電源切ったか、やつ?
別に大した用事じゃないし、もういいかと思った矢先。電話のランプが黄色く光る。
「……こんばんわ」
「こんばんわ。わざわざすみません。電波、入るようになったんですか」
「はい、帰ってきました」
……今日も飲みにいってたのか。
「お菓子、どうもありがとうございました〜」
「いえ。クマ(仮名)はついてても連絡してくれないことありますからね。それだと思ったんですよ」
「ははははは(大笑)」
自覚ありやがるな、こいつ。
「……てか、なんでクマ(仮名)のところにだけ15日につくんですかーっ。他の友人とこには当日ついたのに!」
「ふふ。いいじゃないですか」(クマはホントに「ふふ」と笑う)
「よかありませんっ。……封筒の隙間にですね、葛湯をつっこんでおいたんですよ。葛湯お好きですか」
「ありがとうございます〜。まだあけてないんです」
「…………。でですね、その葛湯の白い粉がこぼれて不審物扱いされたのかと思って心配していたんですよ」
「ふふふ」
このときはさらりと流したが、明けてないのか、ヤツ。ここでまず、軽くキれる。
「チョコ、もらえたんですか」
「職場の女の子から義理がひとつです。大変だったと思いますよ、彼女。うちの職場男が10人くらいに女の子は1人なもので」
「うちとは男女比逆ですね。うちは男性が少ないんですよ。……ちゃんと彼女にお返しあげてくださいね」
「ふふ。100円ずつくらい出し合って渡します」
姉からきいていたのとかわりはない答えである。これは掛け値なしにホントだな。……しかし、私からの和三盆が当日届いていたら姉にはなんと答えたんだろう?
その後、メモ紙にそって会話を展開していく。
「車、なおってきたんですよ〜。総額20万でした」
「私もこの前ぶつけて10万くらいとられたんです。車検を通ったのであと2年は乗らないと」
「あ、うちの親、車の保険やっているので事故ったときはいってくださいね。便宜はからにますから」
「あはははは(大笑)」
「今日もお仕事だったんですか」
「今日は一日寝てましたー」
……寝てたんなら封筒くらいあけろよ。
「明日はスキーにいくんですよ。といっても私はすべらないで温泉につかろうかと。朝入って〜、昼入って〜」
「身体がふやけますよ。大学のOB会かなんかですか」(クマはスキー部)
「いえ、職場の人とです」
「私も明日は雪山なんですよ〜。すべらないんですけど(笑)。恭吾君のライブにいくんです」
「ああ、あのひげのお兄ちゃんですね」
藤重とよく写真に写っていた(その日しかラジオいってなかったし)からな。
話の流れで藤重に名前を覚えられていたという話も出てきた。
「名前は覚えていなかったみたいですよ」
「一度も話をしたこともないのに、覚えているほうが変ですよ」
……今、密かに名前をインプットさせようとしているところなんだが。
どういう経緯でその話が出たのか忘れたのだが、私が今度いつ広島にいくかということに。
「4月にいこうかと思っているんですけれど。4月はお忙しいんですよね」
「ええ。4・5・6月と忙しいです」
「……て、6月もですか? 去年は6月に遊んでいただきましたよね」
「…………。議会があるんです。日にちによるんですけれど」
「そ〜なんですか。んじゃあ、お時間があったら遊んでくださいね」
「――――。」
まったくの沈黙が返ってきた。
「それじゃあ、明日もお早いでしょうから、このへんで。気をつけていってらしてくださいね」
「ええ」
「おやすみなさい」
……ぷつん。
正味15分。
最近にしては新記録である。
それはともかく。
この後大泣きした。(詳細は後日)
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