夢。

2001年10月23日
 年末に桃と逢える確率が高くなったのだが。……先週のへこみ具合から比べると、かなり可能性が高くなってきているし。でも確定ではないので、そこまではしゃげない。
 なんか、えらい落着いている自分がいたりする。つい一昨日あたりくらいまで「逢えない」ってだけでこの世の終わりのように悩んでいたというのに。
 声をきいただけでこんなに、落ち着けるものなのか。
 外で電話をかけていたせいもあって、泣かなかったのだが。電話したあとは、たいてい泣くからなー。声をきけた、ってだけで。
 逢えるのなら、どこにいこうかなとか考えているけれど、でも妙に冷静だったり。もう、そんなに「逢える」ってことではしゃいだりしなくなっているのかなって。
 それが幻想だということは、見た夢で思い知った。
 時節柄、ちょっと書くのが躊躇われる夢なんだが。
 ……空には、月とその横に白い星のようなものが浮かんでいる。この星のようなものは、ミサイルでこれが今日の昼くらいには近所に落ちてくるという。……ミサイルが落ちてくるのに時間がかかるあたりが夢なんだが。どっちかというと、ディープインパクトの隕石みたいな感じ。
 で、それが落ちてきたら当然助からないわけで。もう逃げる時間もなかったし。
 ――そこで私は桃に電話した。
 なんかこういうとあれなんだが……最後に声が聞きたかったから。あと、「好きです」っていうのをもう一度伝えたくて。
 電話をしたら、桃もミサイルが落ちてくるのをニュースで知っていて「大丈夫なんですか」みたいなことをきいてきた。つーか、大丈夫じゃないだろ、おい。
 空には白いミサイル。それを仰ぎ見つつ、左手に持った電話に語る私。
「もうすぐ、落ちてくると思いますよ。多分、これで最後だと思うから声がききたくて。それでですね、私はあなたのことがやっぱり……」
 その瞬間、目の前が真っ白になった。ミサイルが落ちてきた(爆発した?)のだ。
 そこで意識がとぎれる(夢の中でなのだが)。
 ……まー、まるで映画か小説のようにステキなタイミングの夢だった。なにも肝心なことをいう直前に落ちなくてもいいものを。
 夢から覚めて、そのことを思うよりも、「これで最期だ」と思ったときに声がききたい相手ってのが桃なのねと思ったら、なんとなくぐったりした(苦笑)。
 これって、無意識のうちにやはり桃を求めている……ってことなんだろうな、多分。
 ……この前の電話で思い出したこと。仕事が決まったということを一応話したのだが「おめでとうございます。徒歩1分なんですよね」といわれ「そうなんです。前より近くて」と普通に会話を続けたのだが、終わったあとにさーっと青ざめた。
 「徒歩1分」ってこの日記にしか書いていなかった気がするのだが。
 あわてて送信履歴みたらそこに「1分」と書いてあったので、ほっと胸をなでおろした。見てるわけないんだよな、ここを。
 でも、そんなことをさらりと口にしたということは、メールは一応読んでいるんだなということはわかった。相変わらずレスはないんだが、一応送ったら見ているだなと。
 電話したい、ってメールも読んだ上で起きて待っていてくれるというのはどうなんだろう。どうしても出たくなかったら、着信で私からだとわかるから出なければいいんだし。
 ……好きでもなくどっちかという迷惑だなーと思っている相手からの連絡は一切受け付けないのが私なので。あとは、多分迷惑だっただろうに私からの連絡(同級生だったからな)を受けてくれていた人っつーのが昔にいたわけで、そういうのを考えたりすると桃も本当は迷惑なんじゃないかと思ってしまうわけだ。
 人に話すと「そんなことないよ」といってもらえるんだけどね……。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索