運転。

2001年10月15日
 先輩が退職するので、挨拶回りにでかけるという。うちは工場なのだが、製品をあずかっている倉庫が近くにあるのだ。近くといっても、歩いていったら相当かかる(歩けない距離じゃないけど)。で、私が車を出しましょうか、ということになった。
 いっておくが運転はうまくない。しかも、近所とはいえいったことのないところだ(まわりは通っているが)。そこはとない不安がある。
 私服に着替え、尻ポケットに免許証だけつっこんで先輩とともにうちの駐車場へ(会社に車をまわすほどの腕がない)。そこから出発進行。……というか、駐車場から出そうとしてまず一苦労。出てすぐのところに車止まっているんだもの。その横をすり抜けるのにかなりのぎりだった気がする。こすらなかったからいいけど。
 街道に出ようとしてまた挫折。うちの近所は住宅街のため細い道が多く、一通が多いのだ。いつも左折して街道に出る道をいこうとしたら、この角、右折は禁止だった(爆)。あわててひとつ手前で曲がってみる。
 そのあとは街道に乗ったので道も広くて無事に目的地に到着。帰りも比較的順調に戻ってきた……気がする。まぁ、なにしろ普通に運転して10分もかからないところなのだから、これでなにかあるほうが問題だ。
 会社の近くを通って先輩を先におろし、車を家に戻しに帰る。これまた角に車がとまっていやがって、まわりこむのに苦労する。
 そして車庫入れ。昨晩もしておいたからそんなに大変ではない。うにょうにょとバックで車止めにあたるまでさがればいい。
 バックバックバック……もこ。
 ……む? 車止めにあたったのとは違う感触がする。多分、車止めの間をすり抜け、後ろの車にぶつかったかと(爆)。何食わぬ顔でもう一度前に出して、切り直してバック。ぽこ。今度は車止めにあたった。よしよし。
 さっきのは――なかったことにしよう。
 車を降りようとすると、なぜかびーびー音がする。なんだ? シフトレバーはあがっているし、Pになっているし。ドアを閉めると鳴りやむ。何度かでたり入ったりしてようやく、ライトがついていたことに気づく。しかもおっきいのが。いったいいつつけたんだ? 昨晩から……というのは考えられないので、方向指示器を出したときに、思わずひねってしまったのだろうと結論。しかし、気づかなかったらバッテリーあげるところだった。
 こうして珍しく二日続けて運転したのだった。
 ちなみに、血のつながっていない人を乗せたのは、先輩で二人目である。しかも、横に親が乗っていなかったのははじめて。ふふふ……。

 次の勤め先から、採用の電話がくる。面接の時にきいた条件がよかったので、ぜひとも入りたかったところ。なにしろ、今の会社よりも近い。徒歩1分。流石に目の前ではないけれど。
 今度こそ長く勤められるところだといいなぁ。……ってあと何年この生活を続けるつもりなんだ、自分……。

 勤め先が決まったことで、とりあえず少々気分回復。経済的基盤がしっかりしていないと、すぐにぼろぼろになる性格……と占いに書いてあった。
 まぁそんなわけで1件は解決。
 腕の傷が増えなくてよかった。

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