神経性胃炎。

2001年9月3日
 胃が痛む。明け方就寝したのだが、痛みで起床。腹にカイロをはってみたり、風呂に入って温めてみたりする。……風呂に入っている間に、ちょっと意識がなくなっていた。寝ていたのか、気を失っていたのか。
 布団に戻ってきても痛みが治まらないので色々な格好をとってみる。基本的に胃痛の時は丸まっている方が楽なのだが。
 ふと気がつくと足下の方に頭をやり、枕の方に足をやっていた。でもその姿勢で落着いてしまったのでそのまま寝る。風呂場でもそうだったのだけど、あんまり痛みが激しいと気がつくと、気絶するように寝ることが多々あり。痛みを忘れてまで眠れるとも思えないから、なんかホルモンとかなんとかが出ているんだろうな。
 いつもの起床時間になっても、まだ痛みは治まらず。がしかし、今日は月初めなので、先月の伝票処理をしにいかなければならない。しかも、伝票は午前中に整理しなければならないので、遅刻していくこともできやしない。腹を押さえながら出社。午前中だけで終わらなかったので、午後も仕事。でも3時頃には一段落したので、ようやく早退もらって帰ることができた。
 家に帰ってそのまま昼寝。4時くらいに寝て、おきたのが10時過ぎ。……昼寝ちゃうやん、この長さ。
 いつもならここでネット徘徊してまたもや就寝するところが、胃炎を起こしているので食物を摂取することにする。……胃炎は胃壁が荒れている状態なので、痛みがなくなったらちまちまと食べ物を胃にいれておかないと、胃液でさらに荒れてしまうのだ。
 冷や飯があったので、簡単に雑炊を作って食す。うん、大丈夫だ。ひどいときにはこれを食べるだけで胃痛が再発するのだが、今回は平気らしい。これで、胃炎だけおこっていることが証明された。……そのほかの病気による胃炎だと、何を食べても腹が痛くなる。
 ……自分で病人食を作りながら、ちょいとブルーになってみたり。病気の時くらいは、誰かに看病してもらいたいなって。いや、アレにではなく、普通に家族にね。親父さんは平日は仕事だし、やはり男だからそんなに看病うまいとも思えないのだが(失礼)。
 まぁ、母親にも看病してもらった覚えってあまりないのだけど。ただ、ふと雑炊煮ていて思い出したのは、はじめて胃炎を起こした小学校4年生のときのこと。胃痛でうんうんうなっていると母親が「何か食べたいものはない?」ときいてくる。季節柄「さくらんぼが食べたい」というと「消化に悪いからダメ」といわれ、みかんかりんごが出された記憶がある。食い物の恨みは恐ろしい(笑)。
 今回は胃が痛いってだけで、他に熱もでなくて元気なんだけど、3月に大風邪ひきこんだときは、本気で看病してくれる人がほしくなった。一人で病院いって、一人で病人食作って、一人で氷枕しつつ寝て。別に誰かと一緒に行動したい、というのではなく、病気で気弱になっているときに、我が儘いう相手がほしいなって。
 ――病気の時は、とうに失ってしまった全能性を再び味わえるような気がする。……ま、童心に返るってことだよな(爆)。

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