夢から覚めない夢。

2001年7月29日
 ミュージカルのタイトルではなく。
 久し振りに夢の中から抜け出せなくて参った。どう考えてもそれは、夢なのである。なにしろ自分は助手席に乗っているのに、車が動いているのだから。足下にはアクセルとブレーキはある。が、ハンドルは運転席にしかない。そして車は坂道をくだっている。ま、一本道だし、他に車いないしブレーキはきくからいいんだけど(そういう問題か?)。
 「これは夢だ」と思った途端、ヤバイと思った。どうやっても覚醒できないのである。つまり、夢の世界から抜け出せないってこと。色々な意味で危険だと思ったので、なんとか覚醒するために算段する。
 身体の自由がきいたので、意識をこちらに引き戻せばいいのはわかっていた。……そう、つまり身体から抜けちゃっていたのである。でもって、意識は別の世界にいっていたのね、多分。だから、車に乗っている自分とベッドで寝ている自分をいっぺんに、知覚していたわけで。
 ともかく現実世界の自分の身体を動かし、冷房を切るためにリモコンに手をのばした。ぴぴっという電子音を響かせ、冷房がとまる。そして意識と身体がひとつになった。ほっと一安心。これで夢の世界から抜け出せた。
 ――が。
 実はここまでもが夢だったのである。はっと気がつくと、まだ冷房ついていたし。
 身体と精神が心底疲れているときには、よく起こすのだけど。今回もそのくちだったらしい。いやぁ、まいった、まいった(耳男風)。
 身体が泥のように疲れていると精神が乖離しやすいのね。とほほ。金縛りがこないだけまだましか。

 今日、少しだけ吃驚して、そして安心したこと。
 兄さんから、レスがきた。
 昨日のライブの報告をいれていて、まぁ、返事はこないだろうと思っていたら案の定なくて。セットリストと新曲歌ったこと、そして明日(今日)の選挙は手伝いにいくんですか?みたいなことだけを送った。そしたら、それに対する返事がきたわけだ。選挙はいってくださいね、というのと、新曲生できけて幸せでしたね、という2点。
 ……実に向こうからメールもらうのは「少しばかりお時間をください」というのをもらっていらないわけで(爆)。寝起きで見たのでなければ、メールくれたということに対して泣いていただろう。(昨日は、入場列を作っている最中に姉と話していて「逢ってくる」という事実だけに対して泣いていた。いや、泣いていた理由は、これでまた関係が一つ終わるんだなと思ったら、そのことに対して泣けたんだが)
 何度もメールを読み返し、頭の中に浸透させ(そんなに難しい文章ではない)、こうしてメールをくれたということは、友達としてはやっていけるかな、と思ってみた。
 ……でもこのレスくれたのも、多分、この前、ふつーに電話で話していたからなんだろうな(苦笑)。そうじゃなきゃ、いくら内容が藤重のことについてだとしても返事をくれなかった気がする。
 やはり、私が気にしていない風を装うしかないのかな……。
 1週間後は、泣いているのは確実。返事があってもなくても。そして、その返事がどちらであっても。なんだかんだいって、少しずつ前進しているような気もするけれど、どうなのだろう?
 気長にやっていくしかないのかなぁ。

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