斬り方、教わりました

（ひさびさの更新だというのに、結局過去の話。まいっか）
　今日は、さる劇団（名前を覚えていない）主催のワークショップに参加。私が参加したのは「時代劇ワークショップ」、つまり殺陣のやりかたを習うほう（もうひとつ、現代劇での殴り方というのもあった）
　９月も半ばとなれば涼しく……なっていない（死）。ジャージの下にＴシャツ。そしてタオルは常備だね！　といった出で立ちでうだるような体育館に集合。軽く準備体操をしたあとに、木刀を渡される。
　ここで大変なこと発見。やはりあおきは左利きだった！　左手上の方が握りやすいのだ。そして振り切ったときの力の入れ方もその方が楽だ。けれど、みんな右が上で握っているので（そしてその先の振り付けも全部右利き用なので）、仕方なく右を上にする。ちくしょー、スポーツ全般はオレは左利きなんだよぉ（箸と鉛筆は右手だが）。
　まずは、基礎となる振り下ろし。それから、袈裟切り、抜き胴、突きと進んでいく。軽く練習をしたあとは、今度は歩きながら振り下ろす練習。最後は走りながらうち下ろす。
　まぁ、いろいろポイントもあったのだが、流石に２週間もたつと忘れた（爆）。斬る前にかけ声をかけるというのはあったか。あと、実際に木刀をあてなくてもいいということとか。
　最後には振り付けをもらい、芝居の中で殺陣をする。勿論、今回初参加のオレは斬られ役。それも一番簡単なふりつけの。それでも、芝居なんざ、高校の時に黒子をやって以来（って、黒子が役なのかどうかはおいといて）なので、わけわからん。主役（斬る人）に迷惑をかけた気満々（死）。
　そんなこんなでワークショップを終わる。
　思ったより運動量が少なかったので、普段から身体がなまりまくっている私でもなんとかなった。しかし、参加している人達はほぼ全員、劇団志望の人ばかりでかなり自分が浮いていたことを自覚。
　だって、殺陣を覚えたら小説に広がりが出ると思ったんだもーん。そして、やはりネタになるなと思いつつ帰る。……実に一夏分の汗を３時間ばかりでかいた。

　後日談。案の定、翌日筋肉痛になる。腕はともかくとして、臀部筋がいたむのは予想外だった。以外なところに力がこもるモノだと判明。これまた勉強になったのである。