今日から延泊のシドニー。だから朝食がない。……ここでワンポイント。この旅行はツアーである。行き帰りの飛行機とホテル代が基本パック。あとはいろいろオプションで組み合わせるのだ。オプションでつけたのは、2日目の夕食、3日目のペンギンツアー、メルボルン・シドニーの市内観光、4日目のクルーズ、5日目のブルーマウンテン。ということで、残り2日はまったくの自由な日。
 そんなわけで、今日はホテルからすぐのオペラハウスにいってみる。館内観光ツアーを申し込み、中に潜入。色々なホールを見せてもらう。……が、しかし、ツアーの説明は全て英語だ。わかるわけがない。ぼーっと館内だけを見て回る。コンサートホールではリハをやっていて、ちょこっとだけ演奏をきくことができた。……オペラハウスは10枚の貝殻を模して作ってあるらしい。近くでみるとその白さはタイルを敷き詰めたモノだとわかる。
 オペラハウスの前は、トライアスロンの出発地となっていた。工事中なり。
 その後は、地下鉄にのりセント・ジェームスへ。そこから、セント・メリーズカテドラルへ。有名だというステンドグラスをながめる。
 この日はあまり天気がよくない。崩れる前にシドニータワーにのぼり景色を見ようと思う。展望台にのぼり、そこから1つ下の喫茶店で朝昼を食べる。フランスパンのサンドイッチはうまかったが、サラダ3種盛は謎な味だった……。食事中に雨がふり、そしてやんだ。
 タワーシティの地下にあるオリンピックショップ。ここがお目当ての店。念願どおりオリンピックチョコを買い込む。そしてバッチも。……ここでワンポイント。豪州五輪のキャラクターは、ハリモグラ、カモノハシ、笑いカワセミ。何故、こんなマイナーなものなのか? それは、その動物がそれぞれ「陸(モグラ)」「海(カモ)」「空(カワセミ)」を表しているのだそうだ。ちなみに、パラリンピックのキャラはエリマキトカゲ。
 そしてそして、この後がメイン。……それはバロック(いびつな真珠)を買うこと! そのために、まずは真珠専門店へいく。丸いモノには目もくれず、奥からいびつなヤツを出してもらう。ホワイトゴールドの金具がついたやつが気に入った。が、値段が気に入らない。なくなく店を後にし、別の宝石屋にいく。ここのものは値段は気に入ったが、デザインが気に入らない。私は、銀色の金具がついたチョーカータイプのがほしかったのだ。明日、買うことにしてとりあえずは、QVBへと向かう。
 クイーン・ヴィクトリア・ビルディング、略してQVBは、ピエール・カルダンが、世界1美しいデパートといったデパート。確かに外見が綺麗。ここでのお目当ては、Red Earthというコスメ。日本には入ってきたばかりだが、ここのマニキュアがいいのだ。メルボルンの店では新色がなかったので、QVBの店にかける。結局マニキュアでは見つからず……と思ったら、日本で見かけない大きな瓶に入ったモノを発見。いそいそと買い込む。ちなみに、日本で売っているのは1本600円くらいで、ソニ・プラあたりにある。乾きも早いのでおためしあれ。
 QVBの宝石屋ものぞきつつ、そのままダーリングハーバーのショッピングセンターへ。ここでも目当てのバロックは見つからず。どうも丸い真珠しかないらしい。失意のうちに、ホテルに帰宅。ホテル側の免税店で、オリンピックグッズを再び買い込む。財布とかストラップとか。
 夕飯は、オペラハウス近くのオイスター・バーに決める。ここは、オープンテラスの店で、海辺にあり、サーキュラー・キーの港やハーバーブリッジが見える。ただ、唯一の難は、相変わらず風が強くえらい寒いということ。オイスターはシドニー湾カキを頼む。ナチュラルなものと、トマトとチーズをのせ焼いたものを半ダースずつ。それから、本日の魚のソテー(種類をきいたがよくわからなかった。ともかく白身のもの)、サーモンのブルスケッタ。デザートはクレーム・ブリュレ。どれも美味しかった。風景もいいし、なかなかおすすめのお店。値段も高くないしね。
 その後はぶらぶらとオペラハウスまでいってみる。オペラでも見てみようかと思ったけれど、知らない演目だったので、劇場前のテレビで中継をちょこっと見てから帰る。
 ……さて。バロックどうしよう。いよいよ明日の夜には豪州を去ることになる――。

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